長引く問題に悩まされることがあります。
すぐ解決するかと思いきや、なかなか終わりが見えません。
数週間・数カ月とずるずる長引き、なかなかきちんと解決しないのです。
厄介な問題だからなかなか解決せず、長引いているケースもありますが、別の原因で長引いていることも少なくありません。
中途半端な対応が原因になっていることが多いのです。
たとえば、長引く風邪問題です。
単なる風邪ですぐ治るかと思いきや、1カ月以上たっても治らないことがあります。
回復したと思えばぶり返し、また回復したと思えば再びぶり返すという繰り返しです。
厄介な風邪だからではありません。
休み方が中途半端だから、回復も中途半端になっているのです。
いちいち休んでいられないと無理して頑張っていると、治るものも治りません。
長引くばかりで、いつまでたっても中途半端な状態が続きます。
こういうときは、有休を取って、療養に専念するのが一番です。
しっかり栄養を取って、たっぷり睡眠を取って、十分な休息を取れば、きちんと治ります。
プロジェクトの方針について、なかなかまとまらない問題に悩んでいるケースがあります。
意見がばらばらでなかなか1つにまとまらず、時間ばかり過ぎていることがあるもの。
一人一人が別々で意見を言うから、ばらばらの状態が続きます。
こういうときは、一度全体会議を開いて、活発に議論を交わせばいいのです。
別々で意見を言うのではなく、一堂に会す機会を作ることが大切です。
1カ所に集まって対面でじっくり話し合えば、一気に話が進んで、最終決定を下せるようになります。
問題が長引いているときは、問題そのものより、取り組み方に注意を向けてみてください。
中途半端な対応になっているせいで、きちんと解決せず、問題が長引いていることがあるのです。
「休めない」「相手に申し訳ない」などと思っていると、いつまでも中途半端な状態が続き、解決することも解決しません。
問題を解決するときは、本腰を入れて、集中的に取り組むのがベストです。
きっぱり思い切ることも必要です。
早く解決できるなら、それに越したことはありません。