公開日:2024年1月23日
執筆者:水口貴博

問題解決力を高める30の方法

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原因がわからなくても、あれこれ試してみることが大切。

原因がわからなくても、あれこれ試してみることが大切。 | 問題解決力を高める30の方法

原因がわからなくても、あれこれ試してみることが大切です。

手当たり次第に試したところで徒労に終わると思われますが、そうとは限りません。

あれこれ試してみるうちに、偶然原因が見つかって、解決することがあるからです。

こんな話があります。

あるところに、ベビーカーで大泣きしている赤ちゃんがいました。

何とか泣きやんでもらおうと、周りの人が入れ代わり立ち代わりあやします。

頭をなでてみたり、面白い顔をしてみたり、ぬいぐるみを見せてみたり、ミルクを与えてみたりしても、効果はなし。

どうして泣いているのかさっぱりわかりません。

まったく泣きやまないので、周りの人は困っていました。

そこへ赤ちゃんのお母さんが現れ、すっと抱き上げると、ぴたりと泣きやみました。

あれほど大泣きしていたのが嘘のようです。

周りの人は「さすがお母さん! やっぱりお母さんの抱っこが一番だね」と思いましたが、実は意外なところに原因がありました。

ベビーカーの中に角張った石が紛れ込んでいて、その違和感のせいで赤ちゃんは泣いていたのです。

つまり、お母さんが抱っこしなくても、誰かが抱っこしてしていれば、普通に泣きやんでいたということです。

この原因は、見ただけではわかりません。

原因がわからなくても、いろいろ試してみることが大切です。

思わぬところに原因があることは珍しくありません。

効率良く解決するために、まず原因から突き止めたいと思いますが、原因がわからなくても動いてみることも大切です。

原因がわからなくても、あれこれ試しているうちに原因がわかって解決するケースもあります。

原因がわからなくてもいいので、とりあえずあれこれ試してみましょう。

いろいろ試してみることは無駄ではありません。

動いてみないと、原因がわからないこともあります。

偶然原因が見つかることを期待するのです。

問題解決力を高める方法(12)
  • 原因がわからなくても、あれこれ試してみる。
大きな問題を、細切れ時間で解決するのは難しい。

問題解決力を高める30の方法

  1. 問題解決力のある人は「できない理由」ではなく「できる理由」を述べる。
  2. 「どうせ解決できない」と考えるのではない。
    「どうすれば解決できるか」と考えるのだ。
  3. 問題解決は、消極的になっていると、うまくいかない。
  4. トラブルのときも「ご褒美作戦」が効果的。
  5. 「終わった」なんて言わないこと。
  6. 複雑な問題は、紙に書いて整理すれば、シンプルになる。
  7. 解決できる問題か、解決できない問題か。
  8. 解決法が複数ある場合は、メリット・デメリットも書き出そう。
  9. ゲームとして考えると、問題解決力が格段に高まる。
  10. 定石ばかりでは、面白くない。
  11. 解決できない方法にも目を向ける。
  12. 原因がわからなくても、あれこれ試してみることが大切。
  13. 大きな問題を、細切れ時間で解決するのは難しい。
  14. 「くだらないトラブル」という言い方は、やめておくほうが良い。
  15. 考えすぎるタイプは、問題解決も遅くなる。
  16. トラブルは、テンションを上げて立ち向かうのが良い。
  17. 時にはカフェインに頼ってみるのも悪くない。
  18. 過去に解決できなかったトラブルが起こったとき、どうするか。
  19. 着替えには、問題解決力を高める効果がある。
  20. 同じトラブルが繰り返されるのは、悪い習慣が原因。
  21. 待機する必要があるときは、待機するのが仕事。
  22. どれだけトラブルの愚痴を言ったところで、解決はしない。
  23. 実行に移す前の再確認が重要。
  24. 計画どおりにいかなくても、驚かない、慌てない、腹を立てない。
  25. 解決不可能だからといって、自暴自棄になってはいけない。
  26. 「あっさり解決した」というのは「やるべきことをやった」ということだ。
  27. 時間や資金の余裕がなくて着手できないとき、どうするか。
  28. 問題を解決できているのに、それ以上心配しても仕方がない。
  29. 問題が長引いているのは、中途半端な対応が原因ではないのか。
  30. 時間を気にしない生活も、素晴らしい。

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