仕事をするうえで休憩は必須です。
どれだけ体力のある人でも、休憩なしで仕事を続けることはできません。
休憩は誰にとっても必要なことですが、休憩の取り方によっては無駄な時間が生んでいることがあります。
「何となく休憩する」「適当に休憩する」という大雑把な休み方になっていないでしょうか。
「気の赴くままに休憩したい」「疲れが取れるまでひたすら休憩したい」と思うところですが、ここが落とし穴です。
休憩は、心や体を休める心地よい時間であるゆえに、だらだらしがちです。
少し休憩するつもりが、つい長引いてしまいやすい。
いったん仕事モードをオフにすると、オンにするのがおっくうになり、なかなか仕事を再開できません。
油断していると、30分や1時間はあっという間にたってしまいます。
気づくと「大変、もうこんなに時間が経っている!」と慌てふためくことになるのです。
無駄な時間を減らすなら、休憩のルールをきっちり決めておきましょう。
会社で休憩ルールが決められていれば困ることはありませんが、自営業や自由業などの場合は必須です。
ざっくり決めるのではなく、きちんと明確に決めておくことが大切です。
「昼の休憩は12時から13時まで」
「トイレ休憩は15分」
「午前のコーヒーブレイクは1回まで。午前のコーヒーブレイクは2回まで」
時刻・時間・回数など、具体的な数字で休憩のルールを決めます。
休憩のルールをきっちり決めておけば、だらだらやみくもに休憩することがなくなります。
タイマーを設定しておくのもアイデアです。
時間が来ればタイマーが知らせてくれるので、過度な休憩を防止できます。
毎日・毎週など定期的なものは、繰り返しの設定をしておけば、いちいち設定する手間が省けます。
結果として無駄な時間を減らすことにつながるのです。
特に在宅勤務やテレワークをしている人にとっては大きなメリットがあります。
自宅で仕事をしていると「いつ休むのか」「どのくらい休むのか」が曖昧になりがちです。
自分なりに休憩のルールを作っておくと、時間管理をするうえで役立ちます。