「これがしたい! あれがしたい!」
私たちは、時に強い衝動に駆られることがあります。
せっかくしようという気になっているのにもかかわらず、ぐだぐだ言い訳をしてなかなか始めない人がいます。
「時間を増やす方法は何でしょうか」
そう聞くと、多くの人が「仕事のスピードを上げること」と答えます。
たしかにスピードを上げれば、それだけ早く仕事が終わって、空いた時間が生まれます。
「ああ、時間がない」
「どうしてこんなに時間がないのだろう」
「貧乏暇なし」
「余裕ができてから時間の使い方を勉強する」と言う人がいます。
たしかに勉強するためには、まとまった時間が必要に思われます。
本1冊を読むとはいえ、ある程度の時間が必要です。
時間の節約をするために欠かせないことがあります。
そうです、なんと言っても「仕事の効率化」です。
今さら言うことではありませんが、やはり仕事の効率化が重要であることに変わりありません。
約束の時間に遅れないよう、早めに出発しました。
「重要な会議だから」
「乗り継ぎが多いから」
夢が叶えられない人には、どんな口癖があるのでしょうか。
「後で」という口癖があります。
「後でやります」
「時間がなくて読書ができません」と嘆く人がいます。
毎日仕事で忙しく、時間に余裕がないので、本を読む時間がないというのです。
たしかに本1冊を読むには、ある程度の時間が必要です。
「忙しい」は、禁句にしておくのが賢明です。
「忙しいときに『忙しい』と言うのは普通ではないか」と思うかもしれませんが、注意したい発言です。
少なくともポジティブな言葉ではありません。
「あなたは人から嫌われたいですか」
そう聞かれると、ほとんどの人が「嫌われたくない」と答えます。
誰も好き好んで嫌われようとは思いません。
「話せばわかる」というセリフを耳にすることがあります。
ドラマや映画では「話せばわかるよ」というセリフを耳にすることがあるのではないでしょうか。
誤解されたり理解されなかったりすると、相手がうなずいてくれるまで熱心に説得します。
雑談には、メリットとデメリットがあります。
適度な雑談は、リフレッシュや気分転換になります。
楽しい雑談で大笑いをすれば、ストレス解消にもなるでしょう。
「与えられた仕事は、自分一人でやらないといけない」と考える人がいます。
もちろん与えられた仕事は自分で行うのが基本ですが、例外もあります。
時には苦手な仕事を任されることもあるはずです。
計画を立てるとき、できるだけリスクを低くしようと考えます。
リスクが好きな人はいません。
できるだけリスクの高い方法は避け、できるだけリスクの低い方法を選ぶでしょう。
仕事の依頼はどんどん舞い込んできます。
「仕事は忙しい人に頼め」という言葉があるように、仕事ができる人のところには仕事の波が押し寄せます。
引き受けられる仕事量は、人によって異なります。
「時間がない」と嘆くのはまだ早い。
時間を増やせなくても、増えたように感じることなら可能です。
それは「分単位・秒単位で言い換える方法」です。
「受けたい試験があるけど、忙しくて勉強時間を確保できない」と言う人がいます。
そんな人に言えることは、ただ1つ。
試験の勉強時間がなくても、先に申し込んでしまいましょう。
時間がかかる原因の1つは、資料作成の際、きれいに仕上げてしまうことにあります。
ときどき立派な資料に仕上げようと、必死になっている人がいます。
効果的な文章を考えたり、図や表を入れたり、レイアウトを整えたり、フッター・ヘッダーの装飾にこだわったりなどなど。
無駄な時間の1つが、エレベーターです。
「エレベーターがあれば使う」という愚直な考え方になっていないでしょうか。
エレベーターはフロアの移動が早くて便利と思われがちですが、時と場合によります。
時間の無駄を減らしたいなら、悪口は一切やめることです。
悪口を言ったところで有益なことは何もありません。
アイデアもクリエイティブも何も生み出しません。
あなたの身近に「時間がない」と言っている人はいませんか。
「忙しくて時間がない」
「本を読みたいけど時間がない」
仕事が忙しいからといって、安易に趣味や遊びの時間を削る人がいます。
「趣味の時間を減らせば、仕事の時間を増やせる」
「仕事で忙しいから、趣味や遊びは当面お預け」
あなたの弱みは何ですか。
「昔からこれは苦手だなあ」ということがあるのではないでしょうか。
学校の勉強で弱い科目があれば、親や先生から克服するように言われていました。
テレビの視聴は時間の無駄になりやすいため、注意が必要です。
もちろんテレビには有益な番組もあります。
知識や教養が得られる番組であれば、自分の成長を促してくれます。
アルバイトや習い事が終わった後、だらだら居残る人がいます。
残業をしているわけでもなければ、特に何かをしているわけでもありません。
スマホを触っていたり誰かとしゃべっていたりして、なかなか帰ろうとしません。
「ゲームは時間の無駄だ」という人がいます。
「得られることも何もない」
「データが消えたら何も残らない」
誰もが時間をプレゼントされたいと思っています。
時間は貴重なものですから、1分1秒でも節約したいし、大事に使いたい。
お金を払ってでもいいから時間が欲しいと考える人も少なくありません。
近江商人の哲学の1つに「損して得取れ」という格言があります。
「最初に損をすることがあっても、それを生かすことで将来の大きな利益につなげよう」という意味の言葉です。
目先の利益ばかり追いかけることがあってはいけません。
十分な時間がないときは、絶望を感じます。
「試験まで時間がない!」
「試合まで時間がない!」
時間は誰でもただで手に入っています。
完全に無料です。
使い方も自由です。