時間の無駄を減らしたいなら、悪口は一切やめることです。
悪口を言ったところで有益なことは何もありません。
アイデアもクリエイティブも何も生み出しません。
ただひたすら空虚な時間が過ぎていくだけです。
悪口を言う間、仕事が止まります。
悪口を言えば言うほど、時間もエネルギーも無駄にしていることになります。
「悪口は楽しい」「悪口は盛り上がる」と言う人がいますが、それは悪い錯覚です。
人の悪口を言うのは悪趣味以外の何物でもありません。
悪口を言うことがあれば、下品でつまらない悪趣味に興じている自分を恥じることです。
悪口が相手の耳に入ろうものなら、人間関係に重大なひびを入れることになりかねません。
悪口を言いたくなったら、次の言葉を自分に言い聞かせてください。
「悪口を言う暇があるなら仕事をしろ」と。
時間は、1分1秒が貴重です。
たくさんの仕事を抱えているあなたに、悪口を言う暇はないはずです。
しっかり目の前のことに集中しているなら、悪口を言う暇はありません。
1分1秒も時間を無駄にしないためにも、悪口は禁句と心得ておきましょう。
悪口を吐き出したくてたまらないときもあるでしょう。
悪口は、言うことも考えることも避けたいところですが、限界もあります。
どうしても悪口を我慢できないときは、どうすればいいのでしょうか。
紙に吐き出してください。
メモ帳でもノートでも何でもかまいません。
人に吐き出すとトラブルになるのであって、紙に吐き出せばいいのです。
気が済むまで書いて、書いて、書きまくります。
書くことで心の鬱憤が吐き出され、ストレスが解消されていきます。
たっぷり書き終わってすっきりできたら、最後はごみ箱に捨てましょう。
保管はせず、処分するのが得策です。
誰かに見られると大変なことになるので、跡形なくきれいに処分してください。
心配な人は、シュレッダーをかけたり細かく破ったりすれば万全です。
こうすることで上手に心の鬱憤を吐き出せ、気持ちも楽になります。
精神衛生的にも良い状態を保てるのです。