あるときグループから抜け出そうとする人がいるかもしれません。
だんだん連絡が減ります。
さりげなく距離を置かれます。
あるいは「さようなら」とはっきり言われることもあるでしょう。
仲良しグループだからといって、永遠に関係が続くとは限りません。
グループから抜け出そうとする人がいれば、心がけることは1つです。
無理に引き止めないことです。
怒ることも追いかけることもしません。
抜け出す人がいても、裏切り行為だと思わないことです。
永遠の契りを交わしたわけではありません。
婚姻関係であれば書面による手続きが必要ですが、普通の仲良しグループは自由な関係です。
グループですから、メンバーが加わることもあれば、抜けることもあります。
息苦しくなったのです。
縁を切りたくなったのです。
価値観が合わなくなったのです。
残念ながら、グループから抜け出す人がいるのは仕方ありません。
価値観の相違が生まれて居心地が悪くなれば「もうここにはいられない」となります。
逃げるように去ろうとすることもあります。
「裏切り者!」とののしるのは言語道断です。
背信行為に感じるかもしれませんが、腹を立てないこと。
グループから抜け出す人がいても、しつこく追いかけたり、無理に引き止めたりしないことです。
自宅まで押しかけることもしないでください。
強引な態度に出ると、ますます嫌われ、それこそ完全に縁を切られます。
理由を聞き出す必要はありません。
「どうして抜け出そうとするの?」と問いただしたくなるかもしれませんが、NGです。
グループから抜け出す時点で、十分な意思表示になっています。
どうしても理由が気になるなら、1回だけにしてください。
「どうしたの?」「何かあったの?」と軽く聞いてみて、それで終わりです。
しつこく問いただしません。
言葉を濁されたら、それ以上は追求せず、察してください。
説得したくなるかもしれませんが、十中八九、失敗します。
グループを抜け出そうとする時点で相手の決意は固まっているため、失敗が目に見えています。
どうしても引き止めたいなら、これも1回だけです。
「考え直してほしい」「何か私にできることはある?」と声をかけてみます。
それでも相手の考えが変わらないなら、相手の決意を尊重しましょう。
無理に引き止めることはあってはなりません。
悲しいことかもしれませんが、潔く現実を受け入れましょう。