賢い生き方をしたいなら、次の人生法則を頭に叩き込んでください。
「無理は続かない」です。
無理な仕事は、続きません。
無理な交際は、続きません。
無理なダイエットは、続きません。
無理なスケジュールは、続きません。
無理な節約も、無理な運動も、同様です。
大好きな趣味ですら、無理があると続きません。
これには例外がありません。
「何とかなるだろう」と思っていても、残念ながらうまくいきません。
途中で行き詰まったり挫折したりすることになるのが相場です。
あなたの人生を振り返ってみても、驚くほど当てはまるはずです。
なぜ無理をしていると続かないのか。
身の丈に合っていないからです。
キャパシティーをオーバーしているからです。
無理なことは分不相応であり、自分の許容範囲を超えているため、根性論で対処しなければいけなくなります。
最初は何とかやりくりできても、長く続けることはできません。
軽い無酸素運動のような状態が続き、息苦しくなる。
だんだんストレスがたまっていき、厳しさが表面化します。
途中で息切れを起こしてしまい「もう限界! 続けられない!」となるのです。
無理をしている状況があれば、行き詰まるのは時間の問題です。
残念ですが、遅かれ早かれ、挫折するのが運命です。
ビジネスでもプライベートでも「無理がある」と感じたら、最初から手を出さず、関わらないでおくのが得策です。
「後から何とかなるだろう」と思うかもしれませんが、残念ながら、何とかなりません。
無理なものは無理。
必ず途中で挫折をすることになり、時間・お金・労力を無駄にすることになります。
あなたの人生を振り返ってみても、無理をしていることはことごとく失敗に終わっているはずです。
すでに無理なことをやっていて、現在進行形の状態であれば、方向転換をおすすめします。
何かあってからでは手遅れになる可能性があります。
急な方向転換が難しいなら、少しずつ修正や変更を加えていきましょう。
目標を下げたり付き合い方を変えたりするなどして、緩やかな方向転換を心がけます。
「無理のある状態」から「無理のない状態」までもっていくことです。
トラブルを起こす前に方向転換をしておけば、最悪の事態は免れます。
難しいことがあったとき「無理があるだろうか」と自問自答してください。
長く続けたいなら、無理は避けておくのが賢明です。
「続かなくていい」「短期で終わって良い」という前提なら、あえて続けるのもありですが、そうでないならリスクしかありません。
許容範囲は「背伸び」までです。
背伸びまではOKですが、背伸びを超えた状態になると、無理に陥って長く続かず、痛い目に遭います。
何かを始めるとき「無理」という状態が予想されるなら、最初から手を出さないこと。
これだけで余計な回り道をしないで済みます。
「無理は続かない」という人生法則を知っておけば、おのずと判断や選択が上手になります。