自由席なら、1列目中央に座るのがベストです。
学校の授業でも、自由席なら、1列目中央に座りましょう。
寄席でもライブでも何でも、自由席なら、1列目の中央に座りましょう。
中央が無理なら、できるだけ中央に近い席に座るのがベターです。
有料席で座席によって料金が変わるなら別ですが、無料や同一料金なら迷うことはありません。
「声が聞こえるから10列目くらいの席でいい」
「恥ずかしがり屋だから後ろの席がいい」
そう思って、あえて1列目を避けているなら惜しいことです。
たしかに視力のいい人なら、10列目くらいでも壇上の人がよく見えるでしょう。
音響設備が整っているなら、中央席や後方席でも、声がよく聞こえるはずです。
しかし、違うのです。
スクリーンや音響設備が整っていても、やはり1列目中央に座りたい。
「壇上の人がよく見える」という理由もありますが、それだけではありません。
「前しか感じられないもの」があるからです。
それは「熱気」「気迫」「オーラ」です。
壇上にいる人の表情や話し方からぐいぐい伝わってくるものがあります。
相手と距離が近いので、生々しい刺激がひしひし伝わってくるでしょう。
それは前であればあるほど、よく感じられるのです。
スクリーンや音響設備があればしっかり伝わると思うかもしれませんが、誤解です。
熱気・気迫・オーラは、スクリーンや音響設備を使っても伝わりません。
生でライブコンサートを見るのと、テレビでライブコンサートを見るのとでは、まったく別に感じるのと同じです。
いったんデジタルを挟むと、ダメになるのです。
もう1つ忘れてならないのは「顔を覚えてもらいやすい」というメリットです。
壇上から見ると、1列目中央に座る人は一番目立ちます。
1列目中央に座る人は「一番やる気がある人」と判断され、壇上の人から一目置かれます。
後からスムーズに会話ができたり、思わぬ評価アップに恵まれたりする可能性があります。
同じ料金で自由席なら、迷わず1列目中央に座りましょう。
1列目中央が埋まっているなら、2列目中央です。
2列目中央が埋まっているなら、3列目中央です。
できるだけ前の中央席を狙うのが賢明です。
1列目が、一番お得な席なのです。