誰かが助けてくれるのを待たないでください。
誰かが助けてくれるなんて思わないことです。
神様や救世主が現れて、救いの手を差し伸べてくれるなんて思わないことです。
そういう可能性もゼロではありませんが、限りなく可能性が低いことです。
奇跡的に低い確率だと思っておくほうがいい。
それこそ受け身の姿勢というもの。
奇跡が起こるのを待っていては、いつまでたっても窮地から抜け出せません。
結局のところ、自分を助けるのは自分です。
困っているあなたを見ても、助けてくれる人はいません。
声をかけてくれる人はいるのです。
声をかけてくれる人はいるのですが、本気で助けてくれる人はなかなかいない。
「大変ですね」
「つらいですね」
「お大事になさってください」
みんな同情するばかりです。
「頑張ってね」「元気を出してね」と励ましてくれることはあっても、具体的に助けてくれることはありません。
「何かできることがあったら言ってね」と言いますが、いざ助けを求めたら「今はちょっと忙しくて」とうまくかわされます。
しょせん人ごとだからです。
だから、自分が動くのです。
じっとしているだけでは何も変わりません。
微力であっても、できることがあるはずです。
元気がなくても、元気がないなりにできることがあるはずです。
なけなしの力であっても、振り絞れば、少しは出ます。
自分の力を信じましょう。
困っている自分を助けたいなら、積極的に動いていくしかありません。
悪あがきでもいいので、自分を助けるために、まず動くことです。
アクションを起こさないかぎり、現実は変わりません。
効果がなかったり失敗に終わったりするかもしれませんが、それでもいいのです。
とりあえず動けばよし。
1歩前に出れば、自然と2歩目も前に出ます。
どうなるかわからなくても、とにかく動いていくしかありません。
不透明な未来が広がっていたとしても、今の自分にできることがあるはずです。
アクションを起こせば、現実が変わります。
現実が変われば、人生が変わります。
無駄に終わったとしても、動けば何かが変わります。
「自分を助けるのは自分」という言葉を胸に刻んで、どん底にいる自分を救ってください。
自分を信じて行動するほうが、強く生きることができます。
窮地を脱するのも早くなる。
「自分を助けるのは自分」と思った瞬間から、あなたは生まれ変わります。