あなたに足りないものがあります。
それは、使命感です。
なぜあなたは、仕事をサボってしまうのか。
なぜ本気で仕事に取り組めないのか。
なぜ途中で逃げ出してしまうのか。
それは、使命感が欠如しているからです。
使命感とは、自分に課せられた任務を成し遂げようとする気概のことをいいます。
責任感と似ていますが、責任感より強い意味と考えてください。
仕事をするときは、使命感を持って取り組むことが大切です。
使命感があるからこそ、精力的に頑張れます。
重い責任を受け入れることができます。
嫌なことがあっても逃げ出さず、勇敢に立ち向かえます。
使命感は、なくて困ることはあっても、あって困ることはありません。
「すでに使命感を持って仕事をしている」
そう思ったとき、自分の仕事態度を振り返ってみてください。
仕事に遅刻をすることはありませんか。
小さな仕事のとき、気持ちがたるむことはありませんか。
やる気がなくて、仕事をサボることはありませんか。
1つでも当てはまることがあれば、イエローカードです。
中途半端な気持ちがあるのは、使命感が欠けている可能性があるといえます。
あなたの身近に仕事のできる上司や先輩がいれば、その人の取り組み方を見てください。
身近にいなければ、プロや一流と呼ばれる人の仕事ぶりを思い出してください。
その人は使命感を持って仕事に取り組んでいるはずです。
使命感があると、いつも本気で仕事に取り組めます。
やる気がなくても、常に全力です。
強い責任感が出るため、質の高い仕事ができるようになります。
大きな仕事だけでなく、小さな仕事にも使命感を持ちましょう。
簡単な仕事や目立たない仕事であっても、使命感は必要です。
たとえ雑用であっても、仕事であることに変わりありません。
「誰よりも素晴らしく仕上げる!」「一流の雑用係になってやる!」という意気込みで、本気になって取り組むことです。
遅刻は言語道断です。
1分でも遅れたら遅刻です。
遅刻があるなら、使命感が足りない証拠です。
プロや一流は使命感があるので、遅刻することはありません。
約束の時間には、余裕を持って到着します。
納期や締め切りは、きちんと守ります。
やる気があるから仕事をするのではありません。
やる気がなくても、仕事に取りかかりましょう。
仕事は、やる気があろうとなかろうと、取りかかるものです。
「上司から与えられた仕事」は「天から与えられた仕事」と言い換えると、やる気が出てきます。
使命感があれば「やる気のありなしは関係ない」と思えるようになります。
最初はやる気がなくても、仕事をしているうちにだんだんやる気が出てきます。
しばらく立てば、やる気が燃えているでしょう。
使命感は、スキルより重要です。
スキルは低くても、使命感さえあれば責任を持って取り組めるため、高いパフォーマンスを発揮できます。
スキルは自然と身につくものですが、使命感は意識しないと芽生えません。
今まで意識していないなら、これから意識するようにしてください。
すでに意識しているなら、もっと強く意識するようにしましょう。
あなたはもっと本気になれます。
まだまだ使命感が足りないことに気づいてください。
使命は「使わされた命」と書きます。
つまり、その仕事を成し遂げるために、天から使わされ、生かされています。
「命を賭けて取り組む!」と考えることです。
大げさに思うかもしれませんが、そのくらいの気持ちがあってこそ使命感を発揮できます。
底力を発揮できるのも、使命感です。
本気で人を駆り立てるのも、使命感です。
世の中にくだらない仕事は1つもありません。
くだらない仕事があると思うなら、それこそ使命感の欠如であり、仕事を軽んじる自分を恥じることです。
どんな仕事であろうと、自分に課された仕事は、使命感を持って取り組みましょう。
使命感を持って仕事をすると、あなたが成功するのは時間の問題です。