「自分に合わない」
そう思うことがあったとき、振り返ってほしいことがあります。
「生半可な取り組み方をしていないか」ということです。
油断や手抜きをしていないでしょうか。
だらだら不真面目になっていないでしょうか。
もちろん初心者や未経験者なら、スムーズにできなくて当然でしょう。
まだ慣れていないのですから、ミスや間違いをすることも多くなるでしょう。
しかし、だらだら不真面目に取り組んだ結果「自分に合わない」と思ったなら、注意が必要です。
「自分に合わない」と思っていても、実は誤解や勘違いという可能性があるからです。
生半可にやっているせいで、違和感・嫌悪感が生じて「自分に合わない」と感じているだけかもしれません。
だらだら不真面目にやっていれば、面白いこともつまらなく感じて当然のこと。
生半可な取り組み方のせいで、本当は自分に合っていることを「合っていない」と誤解するのは大きな損失です。
自分から可能性の芽をつぶしていることになります。
相性の勘違いを招くことになるため、自分の未来や人生に悪影響を及ぼします。
自分の適性や才能を見つけにくくなり、苦労することになるでしょう。
生半可な取り組み方は、誤解や勘違いを生む原因になるのです。
では、どうするか。
一度きちんと取り組んでみましょう。
油断も手抜きもしません。
だらだら不真面目に取り組むのではなく、本気で真面目に取り組んでみます。
スムーズにうまくできなくてもいいので、全力で取り組みましょう。
初心者であろうと未経験者であろうと、きちんと取り組むことは大切です。
「おや。さっきと感じ方が違う。意外と楽しい、面白い!」
きちんと取り組むと、感じ方が変わり、意外と自分に合っていることを発見するかもしれません。
最初はつまらなく感じても、本気で取り組んでみると、面白く感じることはよくあること。
少しかじっただけで結論を出すのは早すぎます。
時間や予算の都合で一部しか触れることができないなら、その一部は、本気で真面目に取り組んでみることです。
触れる範囲が一部だけであっても、きちんと取り組めば手応えがつかめ、範囲に及んだときの手応えも想像しやすくなります。
きちんと取り組んでこそ「本当の相性」がわかるのです。