仕事がつまらなく感じて、悩んでいる人がいます。
「仕事が楽しくない」
「つまらない仕事で嫌になる」
「楽しいところが1つもない」
単調な仕事・興味のない仕事・やりがいが感じられない仕事だと、なかなかやる気も元気も出ません。
作業内容は簡単であっても「つまらない」というだけでストレスがたまります。
つまらない仕事は刺激も変化も乏しく、モチベーションを保つことすら難しいでしょう。
もちろん長時間労働やパワハラといった問題があるなら別です。
法的に問題がある職場なら、楽しい仕事であってもつまらなく感じて当然です。
しかし、問題があるわけでもなく、単に「つまらない仕事」と思っているなら、悪く思い込んでいるだけかもしれません。
「つまらない仕事」と思うのはよくありません。
「つまらない、つまらない」と思うことで、自己暗示による思い込みが生まれ、ますますつまらなく感じるようになります。
また、仕事のマイナス部分だけ見ることになるため、つまらないことしかないように錯覚します。
ネガティブ思考がエスカレートして、ますますやる気や元気が奪われます。
「つまらない仕事」と思えば思うほど、ますますつまらなくなっていくのです。
「楽しいところが1つもない」と思うのは、完全に誤解です。
どんな仕事でも、楽しいところが必ず1つはあります。
楽しい点や有意義な点を見落としているため、つまらない仕事だと誤解しているにすぎません。
考え方を変えましょう。
「つまらない仕事」と思うのではありません。
「実は楽しい仕事」と思ってみましょう。
「実は」という部分がポイントです。
表向きは楽しいところがないように思えても、慎重に注意深く見ると、楽しいところがあります。
「実は楽しい仕事」と思うことで、観察力と注意力が研ぎ澄まされ、仕事のプラス部分が見えてくるようになります。
貴重な経験ができること、多種多様な人と出会えること、メンタルを鍛えられること。
「ありがとう」と感謝されること、スキルが身につくこと、キャリアアップにつながること。
自由に働けること、自分らしさを表現できること、この世に残る仕事であること。
何か1つくらい「楽しい!」と思えるところがあるはずです。
「実は楽しい仕事」と思えば、本当にそのとおりになります。
仕事の明るい部分にフォーカスが当たって、考え方が前向きになるからです。
仕事の良さは、必ず存在します。
どんなにつまらなく感じても、仕事の良さは必ず1つは存在します。
仕事の良さは、自然と見つかるものではなく、積極的に見つけにいくものです。
「つまらない仕事」ではなく「実は楽しい仕事」と思うことで、仕事の良さを発見しましょう。
楽しいところが見つかるにつれて、本当に楽しくなってきます。