つまらない仕事があるなら、ぜひ引き受けてください。
「面白い仕事なら引き受ける。つまらない仕事なら断る」
それはそれで1つの考え方です。
たしかにつまらない仕事は、なかなかやる気が出ません。
興味のない仕事をしても、苦痛とストレスになるだけです。
いくらお金になるとはいえ、つまらない仕事はモチベーションが湧かず、断りたくなるでしょう。
つまらない仕事をしても仕方ないと考える人もいるのではないでしょうか。
しかし、ここに大きな誤解があります。
「つまらないから」という理由だけで仕事を断るのはもったいない。
つまらない仕事でも、ぜひ引き受けてください。
つまらない仕事は、面白く変えればいいだけです。
つまらない仕事から面白いポイントを見つけ出しましょう。
あなたには「知恵」が備わっているはずです。
知恵を絞って仕事を面白くする工夫をしてみてください。
世の中につまらない仕事はありません。
どんなにつまらない仕事も、工夫や心がけ次第で面白くなります。
まず取り組みたいのは「視点を変える」です。
つまらない仕事とはいえ、何から何まですべてつまらないわけではないでしょう。
何をどうやってもつまらないということはないはずです。
じっくり細かく見ていけば、1ミリくらい興味深いことがあるはずです。
学びや成長になることなど、自分の将来につながることもあるでしょう。
そこにフォーカスを当てて拡大させれば、面白く感じてきます。
初めての仕事なら「勉強になる」と考えてみましょう。
わからないことだらけなら「学ぶところがたくさんあって面白い」と考えてみます。
学ぶことがたくさんあるということは、新しいスキルを身につけるチャンスにもなります。
知識が増えたり視野が広がったりなど、自分がレベルアップしていく実感があれば、仕事が面白く感じてくるでしょう。
ゲーム要素を取り入れてみるのも面白い工夫です。
たとえば、タイムアタック形式です。
少しでも早く仕事を終わらせるようにすれば、わくわくどきどきした時間を楽しめます。
対戦相手は、過去の自分です。
毎回仕事のタイムを記録すれば、ゲーム感覚が生まれて仕事が面白くなるでしょう。
そのほか「グラフ化させる」「数値化させる」「点数化させる」といった取り組みも、仕事が面白くなる工夫として有効でしょう。
「つまらない仕事」と思っているなら誤解です。
世の中につまらない仕事は1つもありません。
つまらないと感じるなら、まだ面白さに気づいていないだけです。
どんな仕事も、工夫すれば、必ず面白くなります。
つまらない仕事を面白くすることも、面白い仕事です。