人間関係では、喧嘩がつきもの。
仲直りをしようと試みたものの、うまくいかないことがあります。
相手は許してくれませんでした。
相手は今でも怒っていて、こちらの謝罪を受け入れてくれませんでした。
そもそも面会を拒否されることもあるでしょう。
そんなとき「仲直りができなかった」と簡単に諦めるのではいけません。
いったんその場は引き下がりますが、だからといって「二度と仲直りできない」と決めつけないことです。
まだ仲直りができる望みは残っているからです。
世の中の大半の人は、仲直りが1回できなかっただけで諦めてしまいます。
「仲直りができなかった」と言ったまま終わりです。
もう修復は不可能だと思っています。
それは誤解です。
あくまで「1回目の仲直りができなかった」というだけのことです。
完全に仲直りが不可能と決まったわけではありません。
もちろんすでに何度も裏切り行為が繰り返され、完全に信頼関係が喪失しているなら別ですが、そうでないなら望みはあります。
ここであなたに提案です。
1回目の仲直りができなければ、2回目の仲直りに挑戦してみてください。
2回目の仲直りができなければ、3回目の仲直りに挑戦してみてください。
仲直りは何度トライしてもいい。
仲直りのアプローチに上限はありません。
本当に申し訳ない気持ちがあるなら、許してもらえるまで何度でも謝るのが普通です。
1回うまくいかないくらいで諦めたら、相手は「申し訳ない気持ちはその程度だったのですね」と思うでしょう。
簡単に諦めてしまうのも相手に失礼です。
ますます相手を怒らせてしまいかねません。
仲直りできることもできなくなってしまいます。
相手に許してもらえるまで、何度でも仲直りを心がけることです。
もちろん立て続けは相手の迷惑になるため、少し時間を置いてから再アプローチをするのがいいでしょう。
相手から「もうやめてください」と拒否されるまで続けることができます。
仲直りにも粘り強さが必要です。
「いつか許してもらえるはず」と思うことが大切です。
自分に非があれば、きちんと頭を下げて謝りましょう。
心から本気になって、しっかりおわびの気持ちを伝えましょう。
「私が悪かった」
「もう二度としない」
「本当にごめんなさい」
恥も外聞も捨てて、誠意を込めた態度で仲直りをしてみてください。
そうすれば世の中の大半の喧嘩は仲直りできてしまいます。