社会で仕事をするようになれば、常に心がけておきたいことがあります。
それは挨拶です。
仲のいい人に挨拶をするのはもちろんのこと、仲良くない人にも挨拶をしましょう。
たとえ仲の悪い人であっても、きちんと挨拶をします。
挨拶は、人間関係の潤滑油です。
きちんと挨拶をすることで、基本的なコミュニケーションが成立して、最低限の人間関係を保てます。
「仲が悪いから挨拶をしない」
「嫌いな人だから挨拶なんて無理」
「生理的に受け付けないから無視をする」
これが許されるのは、学生時代までです。
学生のときであれば、嫌いな人を無視しても大丈夫でしたが、社会人となると、そうはいきません。
社会に出て仕事をするようになれば、個人的な感情に関係なく、きちんと挨拶をしなければなりません。
仕事はチームワークです。
チームワークを高めるためにも挨拶は欠かせません。
職場の人には、相手に関係なく、挨拶だけはします。
嫌いな人であろうと、生理的に受け付けない人であろうと、挨拶だけはしておくことです。
嫌いな人を、頑張って好きになる必要はありませんが、挨拶だけはしておくことが大切です。
挨拶ができないのは「私は仕事のできない人間です」と公言しているのと同じです。
挨拶すらできない人が、どうやって仕事ができるのでしょう。
嫌いな人に挨拶できないのは、感情のコントロールができない証拠です。
つまり「仕事の結果も感情に左右される」と言えます。
当たり前のことが、当たり前にできていません。
社会に出ると、そりの合わない人と一緒に仕事をしなければいけないときもあります。
むしろそりの合わない人と一緒に仕事をすることのほうが多いでしょう。
時には嫌いな人や生理的に受け付けない人と一緒に仕事をしなければいけないこともあります。
挨拶の意味は、職場の風紀を保つ意味だけではありません。
チームワークを高めるためにも、円滑に仕事を進めるためにも、挨拶は効果的に働きます。
最低限の人間関係を保っていれば、最低限のつながりは保てます。
いつか困った状況になったとき、その人に助けてもらえる可能性もあります。
嫌いな人であろうと、生理的に受け付けない人であろうと、きちんと挨拶だけはするようにしましょう。