「おはようございます」
朝はまずこの一言から始まります。
仕事をするうえでも欠かせない当たり前の一言ですが、ささいな工夫で人間関係にもよい影響を与えることができます。
それは「言われる前に言う」ということです。
挨拶をまず自分から言うことで、相手には「先を越された」という印象を与えることができます。
上司とはただでさえ格の差があるのですから、せめて挨拶の一言くらいは相手より先手を打つのです。
少しでも上司に「早い。先を越された」と思わせるような行動をしないと、上司との格差はどんどん広がっていくばかりです。
この習慣は、上司に限らず誰にでも有効なのでぜひ身につけていただきたいと思います。
思ったより効果があり、知らず知らずのうちに相手との距離も縮めていく効果があります。
私の場合、挨拶だけは相手より先に言うよう、心がけています。
それもたいていの場合、遠くから挨拶をします。
相手との距離は関係なく、視界に入ったら挨拶をするといった具合です。
社内では常識的なマナーを守った声の大きさですが、遠くからでも挨拶をすればするほど相手には好印象を与えることができます。
遠くから話しかけるほど、相手には驚きも一緒に与えることができるからです。
たとえ声が聞こえなくてもかまいません。
代わりに周りにいる人たちが「あの人は礼儀がよい」という好印象を持ってくれるのです。