執筆者:水口貴博

仕事ができる人になる30の方法

  • 仕事ができる人は、
    自分を口説ける人だ。
仕事ができる人になる30の方法

仕事ができる人は、自分を口説ける人だ。

私は本の中でも、特に偉人の伝記が好きです。
自分の夢のために、人生を貫いた人には「輝き」があります。
熱意や強さ、生きがいがあります。

仕事ができる人とできない人の違いは「意識」だ。

仕事ができる人とできない人の違いは「意識」です。
トップを目指す人間にとって、最後には「意識の勝負」になります。
心ということです。

考えるより、やってしまう人間が成功する。

早く決断できることは、できる人になるための大切な要素です。
できる人は、とにかくやってみます。
考えるより、先に体が動いてしまうことです。

やりたいことを大切にする人は、時間を大切にする人だ。

できる人は、お金より時間を大切にする人です。
お金はなくなってしまっても、また稼げば取り返せます。
しかし、時間は、なくなってしまったらそれが最後です。

気合のある人ほど手に力が入り、字にも迫力が出てくる。

私が小学生のころのことです。
習字大会で提出されているきれいな字に惚れて、ある女の子の印象がよくなった経験があります。
字がきれいだと、その子の身も心もきれいであるかのような印象を受けました。

成功に大切なことは、たった3つ。
「本」「人」「経験」。

ある経営者の話です。
「あなたが成功できた要素は何ですか」というインタビュアーの質問に対して、こう答えました。
「成功する要素は、30パーセントは本、30パーセントは人、30パーセントは経験、残り10パーセントはそのほか」

計画を立てると、要領がよくなる。

私の父には、ある口癖があります。
「要領が悪い」という口癖です。
この口癖には「段取りをよくしろ」という意味が込められ、また私の父の哲学がこの一言に圧縮されています。

スピードを出すほど、失敗を感じなくなる。

世の中、早く失敗したほうが、最後にはうまくいくようになっています。
大切なことは、どれだけ早くノウハウを学ぶか。
本で学ぶことも大切なことです。

メリットよりデメリットに注意を向けることで、より良い判断ができるようになる。

私はアメリカ留学時代、3年半、いたにもかかわらず、車は買いませんでした。
車を買わなかった理由は、友人からの話を聞いたことが影響しています。
車を持つと、生活はどう変わるのかなと想像を膨らませました。

やりながら、次のことを考える。
せっかく出たスピードを落とさない。

スピードを保って、次から次へと仕事をこなす方法があります。
今の仕事をやりながら、次に何をするかを考えるとうまくいきます。
企画で担当者同士の話し合いには「今度はそれがしたい。あれがしたい」というアイデアが、次から次へと浮かんでくるそうです。

解決するから行動するのではない。
行動するから解決する。

問題を解決する具体的な方法があります。
行動することです。
何を行動するかは、そのときの問題によって変わります。

お金をもらって仕事をするかぎり、プロ意識は必須。

ときどきプロ意識を持つことに抵抗を持つ人がいます。
「私なんかがプロ意識を持つなんておこがましい」
「実力もないのにプロ意識を持つのは恥ずかしい」

クオリティーの高い仕事ができるから、プロ意識を持つのではない。
プロ意識を持つから、クオリティーの高い仕事ができる。

お金をもらって仕事をするかぎり、プロ意識を持つことが欠かせません。
お客さまから見れば、社員であろうとアルバイトであろうと「会社の人」として映ります。
たとえ入社したばかりの新人であろうと「会社の人」として映ることに変わりありません。

頭と体の両方で行動する。
頭で間接的な行動、体で直接的な行動。

問題解決の行動には2種類あります。
(1)頭による問題解決
(2)体による問題解決

仕事ができない人は、ぎりぎりで出社する。
仕事ができる人は、余裕を持って出社する。

始業時間ぎりぎりに出社すると、仕事が始まってから仕事の準備をすることになります。
9時が始業時間なら、9時ぎりぎりに会社に着いて、それから仕事の準備をするため、時間のロスが発生します。
9時ちょうどにお客さまからの電話があっても、出社したばかりなので、丁寧な対応ができません。

人を助けることで、自分が助かる。

人を助けることは、自分を助けることにつながります。
困っている人がいることで、自分にも影響してしまい、余計な時間がかかってしまうからです。
自分さえよければいいわけではありません。

迷っていると、時間がどんどん過ぎていく。
さっと決めれば、すぐ行動できる。

意外に時間を使っているときがあります。
「迷い時間」です。
迷っている時間は、積み重なると、かなりの時間になります。

プロ意識が同じ人同士は、人生経験が酷似し、話が合う。

一流の人は、一流の人と付き合います。
仕事ができる人は、仕事ができる人と付き合います。
似た者同士とは、身なりや考え方だけの話ではありません。

「学生の仕事は、勉強だ」

この言葉は、私の両親がいつも口にしていた言葉です。
父も母も、同じことを言います。
耳にタコができるほど、聞かされた言葉です。

家族を大切にすることは、自分を大切にすること。

家族を大切にすることは、自分を大切にすることでもあります。
強い支えがあってこそ、強く立っていられます。
自分のことを本当に大切にしようとするなら、必ず家族も大切にするということに、いずれ気づきます。

人望があるからにっこりしているのではなく、にっこりしているから人望を集められる。

ビジネス会議やプレゼンの際、感情的になって横やりを入れる人は、実は扱いやすい人です。
感情的になっているため、こちらが冷静沈着に対応すれば、うまく操りやすいのです。
冷静さを失うというのは、自分を見失っていることです。

毎日の生活リズムがきれいな人は、当たり前ができている。

できる人は、リズムを大切にします。
リズムが崩れると、できることもできなくなります。
リズムをつけるから、気分転換もうまくいきます。

失敗は避けるためにあるのではない。
失敗は体当たりするためにある。

できるようになるために、一度で全部を決める必要はありません。
何度も繰り返すことで体に覚えさせます。
チャレンジ習慣を続けることで、失敗をしながら学んでいくのが賢い方法です。

感謝とお礼は、できるだけ早くする。

感謝とお礼は、早すぎて困ることはありません。
感謝とお礼は、人間関係の大切な潤滑油です。
この2つをしっかりできる人は、信頼されます。

仕事をしている感覚さえなくそう。
習慣にしてしまえばいい。

仕事をしている感覚がなくなってしまうくらい仕事をしましょう。
やっている感覚がないのは、理想的です。
毎日継続していると、あるときから仕事をしている感覚がなくなります。

異物こそ、成長に必要。
むかつくのではなく、飲み込んでしまおう。

異物は貴重な存在です。
その異物は自分にとって反発を感じるから、異物と感じるのです。
異物が入ってくれば「むかつく」と表現します。

仕事ができる人は、アドバイスをたった一言に圧縮できる。

仕事ができる人は、優しい人です。
自分ができることを知っているため、知識や技術をひけらかしたりしません。
そんなことをすれば、今、一生懸命に頑張っている人たちが気を悪くするからです。

仕事ができる人は、名前をしっかり覚えることができる。

自己アピールは、自分を表現するために必要なことです。
自己アピールをしないと、相手にはあなたがどんな人なのかが伝わりません。
恥ずかしいといって隠していれば、誰も理解してくれません。

疲れたら、しっかり休む。

できる人は、無理をしません。
疲れたらしっかり休憩して、疲れを取ります。
話を聞けば当たり前であることですが、これをしっかり実行できている人はなかなかいないのです。

いろいろな主義を持っている人が、臨機応変にこなせる人。

今日できることを、わざわざ明日まで延ばさないようにすることです。
今日できるのに、わざわざ明日まで延ばしてしまうと、仕事が遅れ遅れになります。
仕事をしていると、体力的にも精神的にも疲れがたまり、だるい感じになります。

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