執筆者:水口貴博

仕事ができる人になる30の方法

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毎日の生活リズムがきれいな人は、当たり前ができている。

毎日の生活リズムがきれいな人は、当たり前ができている。 | 仕事ができる人になる30の方法

できる人は、リズムを大切にします。

リズムが崩れると、できることもできなくなります。

リズムをつけるから、気分転換もうまくいきます。

波を大切にするということです。

いったん波に乗ると、後は力を少し加えるだけでどんどん前に進みます。

たとえば、朝昼晩のリズムが崩れると、仕事の調子が狂います。

太陽が出ているときに寝てしまったら、寝つきが悪く、寝起きも悪くなります。

もし朝食を抜いてしまうと、脳のエネルギーであるブドウ糖が不足して頭が十分に働いてくれません。

朝食をしっかり取ることで、しっかり午前中の仕事ができます。

エンジンはガソリンが足りないと、動いてくれません。

朝食を取れば、脳にエネルギーがしっかり行き届き、頭の回転によい影響を与えます。

また昼食の後に頭を使う仕事をしようとしても、これは難しいことです。

食べた直後は、体の神経が胃に集中するために、頭はぼうっとします。

頭が働きにくい時間に、頭を使おうとしても、すでに胃が活動しているのです。

本当は昼食の後に軽く昼寝ができれば、理想的です。

昼食を取るタイミングを、お昼の12時から15時にずらして食べてしまっては、今度は夕食を取るタイミングがずれます。

朝昼晩の一定のリズムをしっかりすれば、毎日のリズムもしっかり整います。

週末にはしっかり休養を取ることで、たまった疲れを吐き出せ、1週間のリズムも整います。

無理はしないということです。

「無理をする」というのは、言い換えれば「リズムを崩す」ということです。

そのときはそれでもいいかもしれません。

しかし、後になり、ずれてしまった分の波は必ずやってきます。

どれほどリズムがきれいであるかは、本人がどれほど当たり前のことをしているかです。

きれいなリズムは、特別なことをしなくてもいいのです。

難しいことをする必要はありません。

当たり前のことを、徹底するだけでいいのです。

私は留学時代に、何人かのモデルの人と出会う機会がありました。

そのうちの1人と、仲良くなったことがあります。

その子は、スタイルがいい子でした。

ただ太っていないだけではなく、痩せてもいないのです。

モデルというのは、痩せすぎても困るらしいとのことです。

太りすぎず、痩せすぎず、これがモデルなのです。

その子と仲良くなって、一緒に遊びに出かけたり食事にいったりします。

一緒に食事をしても、食べる量も多すぎず少なすぎずと、普通です。

余った分は、テイクアウトして持ち帰ります。

「夕方に食べる」と言って、夕方になったらまた食べていました。

深夜に入る前には「もう寝るから」と言って、寝ます。

私はモデルの子は、小食で、食事に気を使う毎日なのかと思っていました。

しかし、その子は、本当に特別なことはしていません。

何かほかに秘密でもあるのかと思い「何か特別なことをしているの」と聞いてみました。

すると、意外にも「変わったことは何もしていないよ」と言われてしまいました。

出かけるときもすべてを車に頼らず、歩くときには歩きます。

結構距離があるときでも「大丈夫」と平気な顔をして歩きます。

そんなとき、気づきました。

その子は、当たり前のことを当たり前にしているだけです。

毎日の当たり前のリズムが、ほかの人よりいいのです。

きれいなリズムを描いています。

本人は「特に何もしていない」という感覚なのです。

「当たり前のことを当たり前にするだけでいいのか」と、当たり前の大切さをあらためて痛感しました。

体のバランスが崩れている人は、朝食を抜いている人に多く見られます。

そうでなくても、毎日の生活バランスを崩している人が多いはずです。

歩くのが、おっくうな人なのかもしれません。

当たり前のことを当たり前にしていないから、思うようにバランスを保てないのです。

単に、当たり前のことを当たり前にするだけでいいのです。

毎日の自分のリズムをきれいにするには、当たり前のことを徹底するだけでいいのです。

仕事ができる人になる方法(22)
  • 当たり前の生活リズムを大切にする。
失敗は避けるためにあるのではない。
失敗は体当たりするためにある。

仕事ができる人になる30の方法

  1. 仕事ができる人は、自分を口説ける人だ。
  2. 仕事ができる人とできない人の違いは「意識」だ。
  3. 考えるより、やってしまう人間が成功する。
  4. やりたいことを大切にする人は、時間を大切にする人だ。
  5. 気合のある人ほど手に力が入り、字にも迫力が出てくる。
  6. 成功に大切なことは、たった3つ。
    「本」「人」「経験」。
  7. 計画を立てると、要領がよくなる。
  8. スピードを出すほど、失敗を感じなくなる。
  9. メリットよりデメリットに注意を向けることで、より良い判断ができるようになる。
  10. やりながら、次のことを考える。
    せっかく出たスピードを落とさない。
  11. 解決するから行動するのではない。
    行動するから解決する。
  12. お金をもらって仕事をするかぎり、プロ意識は必須。
  13. クオリティーの高い仕事ができるから、プロ意識を持つのではない。
    プロ意識を持つから、クオリティーの高い仕事ができる。
  14. 頭と体の両方で行動する。
    頭で間接的な行動、体で直接的な行動。
  15. 仕事ができない人は、ぎりぎりで出社する。
    仕事ができる人は、余裕を持って出社する。
  16. 人を助けることで、自分が助かる。
  17. 迷っていると、時間がどんどん過ぎていく。
    さっと決めれば、すぐ行動できる。
  18. プロ意識が同じ人同士は、人生経験が酷似し、話が合う。
  19. 「学生の仕事は、勉強だ」
  20. 家族を大切にすることは、自分を大切にすること。
  21. 人望があるからにっこりしているのではなく、にっこりしているから人望を集められる。
  22. 毎日の生活リズムがきれいな人は、当たり前ができている。
  23. 失敗は避けるためにあるのではない。
    失敗は体当たりするためにある。
  24. 感謝とお礼は、できるだけ早くする。
  25. 仕事をしている感覚さえなくそう。
    習慣にしてしまえばいい。
  26. 異物こそ、成長に必要。
    むかつくのではなく、飲み込んでしまおう。
  27. 仕事ができる人は、アドバイスをたった一言に圧縮できる。
  28. 仕事ができる人は、名前をしっかり覚えることができる。
  29. 疲れたら、しっかり休む。
  30. いろいろな主義を持っている人が、臨機応変にこなせる人。

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