スピードを保って、次から次へと仕事をこなす方法があります。
今の仕事をやりながら、次に何をするかを考えるとうまくいきます。
企画で担当者同士の話し合いには「今度はそれがしたい。あれがしたい」というアイデアが、次から次へと浮かんでくるそうです。
私も今、これを書いている最中にどんどんアイデアが浮かんできています。
実は、この本を書きながら、次の本の骨組みを作っています。
やりながら次のことを考えてしまうのは、自然なことです。
出てきたアイデアは、大切にしましょう。
アイデアを出そうと思って机に向かっても、なかなか出てくるものではありません。
アイデアは、ふと、浮かぶものなのです。
この本を書いている最中に、上手に人付き合いをするためのアイデアが、浮かんできました。
私は、近い将来「上手に人付き合いするコツ!」なんて本を書き始めることでしょう。
今の作品を、次につなげるのです。
作品を通してできた人脈なら、その人脈を通して次へつなげることでもかまいません。
やりながら出てきたアイデアを、次につなげることでもかまいません。
今回の成長を踏み台にして、上のランクへ挑戦することでもかまいません。
次から次へとドミノ倒しのようにつなげていくのです。
大切なことは「単発」ではなく「連続」です。
新幹線は動き始めるまでは、時間がかかります。
しかし、動き始めてしまえば、そのスピードでどんどん前に進んでいきます。
せっかく出たその勢いを、止めないようにすることです。
各駅停車になるのではなく、特急で行けばいいのです。