私の寝床には、紙とペンが置いてあります。
寝る前に本を読むことがあるので、そのために置いています。
また眠れない夜に読書をすることがあります。
しかし、です。
たしかにそうした理由もありますが、もう1つ驚くべき別の理由があります。
「寝ている間に見た夢を、紙に書きとめるため」です。
私は過去に、夢のおかげで作品のネタを思いついたことが何度もあります。
自然と見てしまう夢を、アイデア発想の機会に利用しています。
寝ている時間は疲れを回復する時間であると同時に、アイデアを発想する時間になります。
目が覚めている間は、社会の常識やルールにとらわれて、ありきたりな発想しか思い浮かびません。
しかし、夢の内容は、常識やルールを無視したストーリー展開です。
支離滅裂で、常識を外れた内容ばかりです。
それが、意外なアイデア発想に役立ちます。
特にクリエイティブな仕事をしている人には、ぜひとも活用していただきたい知恵です。
寝ている時間を無駄にしないでください。
せっかく見た夢を何かに活用しましょう。
目を閉じている時間に、意外な希望の光を発見できるのです。