執筆者:水口貴博

苦手な上司との30の付き合い方

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上司からの叱責を、必要以上に重く受け止めない。

上司からの叱責を、必要以上に重く受け止めない。 | 苦手な上司との30の付き合い方

時に自分の背負っているストレスを、わざわざ自分で大きくさせている場合があります。

上司がちょっとした注意で言ったことが、相手は大げさに受け止めてしまい、ひどく叱られたと思ってしまうケースです。

新人1年目の私は、驚くほどの叱られ役でした。

事あるごとに、上司からお説教をされるため「私はよほど嫌われているのか」と不安になったくらいです。

同期で入った同僚の人は「かわいそうに。また叱られている」と思っていたことでしょう。

私は当時あまりに毎日叱られていたせいで、だんだん慣れてくるといった不思議な感覚を経験したことがあります。

数をこなせば慣れるというものです。

はじめこそ、1回1回のお説教を重く受け止め落ち込んでいましたが、1日に何度も叱られると、慣れてきてしまうのです。

途中でわかったことですが、上司はとにかく憂さ晴らしをしたいという理由から怒ってくることがあります。

きっかけはほんのささいなことでも、ささいなこと以上に大げさに怒ってきます。

私は、ストレスのごみ箱的存在でした。

周りの人いわく、どうやら私は怒りやすいキャラクターを持っているとのこと。

あまり嬉しくない役柄ですが、何度も叱られるという経験により、だんだん精神的な強さを得ることができるようになりました。

必要以上に重く受け止めないことで、ストレスにも耐えられるようになります。

精神的に強くなるためには、必要以上に重く受け止めないことです。

苦手な上司との付き合い方(8)
  • 叱られ役になる。
お土産が、上司との心の距離を縮めていく。

苦手な上司との30の付き合い方

  1. 宝くじのように、厄介な上司に大当たりしてみよう。
  2. 仕事の楽しさは、人間関係で決まる。
  3. 「何をするか」より「誰とするか」のほうが大切。
  4. 尊敬できることを見つけることが、うまくやっていくためのポイント。
  5. 「勉強になりました」は、相手のためにも自分のためにもなる。
  6. 間違ってもいいから、自分なりに考えて答えを出す。
  7. 挨拶は、まず自分から。
  8. 上司からの叱責を、必要以上に重く受け止めない。
  9. お土産が、上司との心の距離を縮めていく。
  10. 上司は、あなたがどれだけ一生懸命にやっているかを見ている。
  11. 上司は嫌われるのが仕事。
    それを理解しておこう。
  12. 上司は犬と同じ。
    逃げれば逃げるほど、噛みついてくる。
  13. 嫌な人からは、反面教師として学びを得よう。
  14. 仲良くなるためのアプローチは、まず自分から。
  15. 忘れられないお説教が、あなたの人生を変える。
  16. 手柄を上司にプレゼントをすると、上司と自分の両方の株が上がる。
  17. 部下は上司を引き立てるために存在する。
  18. 口で言うより、まず行動で示す。
  19. つまらない仕事をしないと、本当のチャンスは与えられない。
  20. 上司を楽しませることも、あなたの仕事の1つ。
  21. 回り道を進んでできる人が、強くなる。
  22. 礼儀やマナーも、仕事の1つだ。
  23. 甘えることも、仕事のうち。
  24. 上司を変えるより、自分が変わろう。
  25. ホウレンソウは、人間関係の潤滑油として活用する。
  26. 上司の自慢話や武勇伝は、驚くリアクションで対応すればいい。
  27. 小さなトラブルでも、隠さず報告しよう。
  28. 日頃から行っている練習のときこそ、本気になる。
  29. 性格を、しっかり把握する。
  30. すべての出会いを生かそう。

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