ここで怠け癖を直すポイントの1つ。
それは、責任感と使命感です。
どれだけ責任を重んじているか。
きちんと使命を果たそうとしているか。
ここが大切です。
怠け癖がある人は、責任感や使命感に無頓着な傾向があります。
「自分に与えられた仕事は大したことない」
「責任なんてどうでもいい」
仕事を成し遂げようとする意識が希薄です。
責任感や使命感がなければ「どうでもいい」という安易な気持ちが湧いてきます。
仕事を軽視したり雑に扱ったりします。
つい怠け心に負けてしまい、仕事をさぼりがちになってしまうのです。
怠け癖を直したいなら、責任感・使命感を持つようにしてください。
責任感・使命感は、大きな仕事だけでなく、小さな仕事でも大切です。
では、責任感・使命感を持つにはどうすればいいのか。
それは「仕事の社会的意義を確認すること」にあります。
自分の仕事を振り返り、どんな社会貢献を果たしているのか考えてください。
社会の中でどんな役割があり、どのような貢献をもたらしているのか。
「社会貢献はゼロ」と思ったとしても誤解です。
社会と関わりのある仕事なら、少なからず何らかの社会的意義があるはずです。
掃除・コピー取り・書類整理も、社会とつながっています。
雑用とはいえ、仕事を円滑にするために必要不可欠な仕事。
たとえトイレ掃除でも、使っている人のために役立っています。
小さな仕事は評価されにくく思えますが、上司や先輩など、見る人はきちんと見ています。
すぐ評価はされないかもしれませんが、きちんと仕事の責任を果たしましょう。
打算や損得は関係なく、自分の仕事は誇りを持って取り組むことが大切です。
なかなか自分ではわからないなら、上司に質問してみるのもいいでしょう。
きちんとした上司なら、仕事の位置づけについて丁寧に答えてくれるはずです。
責任感を持てば、それを使命感につなげてください。
「これは自分に与えられた仕事。きちんと最後まで成し遂げる」
責任感を重んじて、使命感に燃えましょう。
使命感と責任感は、なくて困ることはあっても、あって困ることはありません。
社会のために自分の命を捧げるつもりで取り組みましょう。
一つ一つの仕事をきちんと仕上げることで、信用を積み上げていけます。
使命感と責任感を持つと、自然とモチベーションが上がり、やる気が出てきます。
そして、自然と怠け癖は直っていくのです。