「時間がない」と嘆くのはまだ早い。
時間を増やせなくても、増えたように感じることなら可能です。
それは「分単位・秒単位で言い換える方法」です。
1時間なら「60分」と言い換えてみます。
1分なら「60秒」と言い換えてみます。
もちろん元の時間は変わりません。
単位を変えただけであり、元の時間は減ったわけでも増えたわけでもなく、同じままです。
しかし、単位を一段階小さくすることで、表向きの数字が増えます。
1時間や1分なら「60」という数字に変わります。
3時間や3分なら「180」という数字に変わります。
数字が増えることで、感覚として時間が増えたかのように感じます。
時間がなくて諦めかけていたことでも、できそうな気持ちになってくるでしょう。
時間の有無は、感覚の問題です。
「1時間しかない」と考えるのではありません。
「60分もある」と考えましょう。
「10分しかない」と考えるのではありません。
「600秒もある」と考えましょう。
「10分しかない」と思っていても「600秒もある」と思えば、心に火がつくでしょう。
限られた時間ではあるものの、できることがあるはずです。
1日は、1440分、86400秒です。
「たった1日」と考えるのではありません。
「1440分もある」「86400秒もある」と考えましょう。
同じ1日でも、単位を変えるだけで、感じ方が変わります。
時間の単位を変えるのは、時間を制するテクニックの1つです。
残り時間を分単位・秒単位に言い換えることで、可能性を見いだしてください。
分単位・秒単位で考えると、時間感覚が豊かになります。