公開日:2024年1月23日
執筆者:水口貴博

問題解決力を高める30の方法

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「くだらないトラブル」という言い方は、やめておくほうが良い。

「くだらないトラブル」という言い方は、やめておくほうが良い。 | 問題解決力を高める30の方法

「くだらないトラブル」という言い方をする人がいます。

「くだらないトラブルで悩んでいます」

「くだらないトラブルで時間を取られています」

「くだらないトラブルのことで相談があるのですが……」

くだらないトラブルなんて言い方をしないことです。

くだらないトラブルという言い方は、トラブルを甘く見ています。

甘く見ると、ろくなことになりません。

どんなトラブルも、無視したり初動が遅かったりすると、大ごとに発展します。

トラブルをばかにしたような言い方をすると、トラブル対応という行為もばかばかしく思えてきます。

取り組むことに抵抗感が生まれると、初動が遅くなります。

対処の詰めも甘くなって、きちんと解決できません。

「くだらないトラブルがあって、相談があるのですが……」という言い方をすると、相談を受ける身としてはもやもやします。

「くだらないことだから私に相談するの?」「くだらないトラブルだったら相談しないでくれ」と、抵抗感を覚えます。

悪気はなくても、悪い誤解を与えないかねないのです。

くだらないトラブルと言いたくなったら、別の表現に言い換えましょう。

「ちょっとしたトラブル」と言えばいいのです。

余計な装飾は不要です。

普通の言い方でいいのです。

普通の言い方をすれば、普通に対処できます。

「ちょっとしたことだけど、きちんと対処しよう」という気持ちとなり、真剣に取り組めるようになります。

さっと取り組めて、初動が早くなるのです。

「ちょっとしたトラブルがあって、相談があるのですが……」という言い方をすれば、相手は親身になってくれます。

「何だろう?」「私にできることなら!」とすんなり耳を傾けてくれ、良いアドバイスをいただけるのです。

問題解決力を高める方法(14)
  • 「くだらないトラブル」は「ちょっとしたトラブル」と言い換える。
考えすぎるタイプは、問題解決も遅くなる。

問題解決力を高める30の方法

  1. 問題解決力のある人は「できない理由」ではなく「できる理由」を述べる。
  2. 「どうせ解決できない」と考えるのではない。
    「どうすれば解決できるか」と考えるのだ。
  3. 問題解決は、消極的になっていると、うまくいかない。
  4. トラブルのときも「ご褒美作戦」が効果的。
  5. 「終わった」なんて言わないこと。
  6. 複雑な問題は、紙に書いて整理すれば、シンプルになる。
  7. 解決できる問題か、解決できない問題か。
  8. 解決法が複数ある場合は、メリット・デメリットも書き出そう。
  9. ゲームとして考えると、問題解決力が格段に高まる。
  10. 定石ばかりでは、面白くない。
  11. 解決できない方法にも目を向ける。
  12. 原因がわからなくても、あれこれ試してみることが大切。
  13. 大きな問題を、細切れ時間で解決するのは難しい。
  14. 「くだらないトラブル」という言い方は、やめておくほうが良い。
  15. 考えすぎるタイプは、問題解決も遅くなる。
  16. トラブルは、テンションを上げて立ち向かうのが良い。
  17. 時にはカフェインに頼ってみるのも悪くない。
  18. 過去に解決できなかったトラブルが起こったとき、どうするか。
  19. 着替えには、問題解決力を高める効果がある。
  20. 同じトラブルが繰り返されるのは、悪い習慣が原因。
  21. 待機する必要があるときは、待機するのが仕事。
  22. どれだけトラブルの愚痴を言ったところで、解決はしない。
  23. 実行に移す前の再確認が重要。
  24. 計画どおりにいかなくても、驚かない、慌てない、腹を立てない。
  25. 解決不可能だからといって、自暴自棄になってはいけない。
  26. 「あっさり解決した」というのは「やるべきことをやった」ということだ。
  27. 時間や資金の余裕がなくて着手できないとき、どうするか。
  28. 問題を解決できているのに、それ以上心配しても仕方がない。
  29. 問題が長引いているのは、中途半端な対応が原因ではないのか。
  30. 時間を気にしない生活も、素晴らしい。

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