いきなり道を尋ねられると、誰でも驚きます。
せっかく道を教えてあげたのに「ありがとう」の一言もなければ、むっとされます。
ミスがあったとき「すみません」と謝罪の言葉がなければ、余計にトラブルを招きかねません。
言うべきお礼を言わない。
言うべき謝罪の言葉を言わない。
こうしたところでむっとされ、トラブルを引き起こしてしまうのです。
「信じられない。それくらい誰でも言うだろう」と思いますが、よくありがちなのです。
この気持ちはよくわかります。
私の場合、こうしたトラブルを何度か経験したことがあるからです。
恥ずかしがり屋の私は、慣れない言葉のために「言葉がきちんと通じるかな」と不安が大きく、つい言いそびれてしまっていました。
もしくは、自信のない小さな声のため、相手の耳に届いていないことが多かったのです。
そのため、相手は「はっきり言いなさい」と逆にいら立たせてしまったり不要な心配をさせてしまったりするのです。
レストランできちんと相手に注文が伝わっていなかったこともありました。
恥ずかしがり屋がコミュニケーションでトラブルを起こしやすいパターンです。
決して悪気があるわけではありません。
しかし、性格上、誤解をされやすいので、要注意が必要です。