人目が多いところで、貴重品の出し入れはするべきではありません。
万が一、大金や貴重品が泥棒や詐欺師の目にとまれば、ターゲットにされやすくなるからです。
泥棒や詐欺師は、金目のものを持っている旅行者を探しています。
なぜターゲットにされやすくなるのでしょうか。
「この人は大金を持っているのだな」とわかるからだと思います。
人前で貴重品を出し入れすることは、危険意識や警戒心が低いことがうかがえ、奪ったり騙したりしやすいと感じるからです。
「貴重品は、人目のあるところで出し入れをしない」
これは海外旅行の基本です。
言うまでもありませんね。
しかし、やむなく財布を出し入れしなければいけないときもあります。
たとえば、買い物の際、財布を開く必要があります。
そのときは、必ず「こそこそ」と出し入れをしましょう。
海外旅行では、大金を持ち歩きやすいのが特徴です。
すると、買い物で財布を出し入れするときに、目立ちやすくなります。
財布を少し開いた瞬間、たくさんのお札が入っていれば、やはり驚きますね。
買い物の支払いは、基本的に「こそこそ」でいいのです。
ただでさえ目立ちやすいので、そのくらいの心がけが必要です。