執筆者:水口貴博

海外旅行で心がけたい30の安全対策

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便利なリュックサックには、意外な危険がある。

便利なリュックサックには、意外な危険がある。 | 海外旅行で心がけたい30の安全対策

海外旅行では、リュックサックを背負った人をよく見かけます。

リュックサックは比較的大きいので、たくさん荷物を詰め込めます。

多くのものを入れられ、両手が自由に使えて大変便利です。

背中に背負うため、前方が広々とします。

また、体に密着するため、力ずくで盗みにくくなります。

特にバックパッカーにはなくてはならない必需品でしょう。

しかし、そんな便利なリュックサックにも、意外なところに潜む危険があります。

リュックサックを背負ったとき、完全に後ろが死角になってしまうことです。

悪意を持った人が、そっと背後から近寄ってファスナーを開けようとしても気づきにくくなります。

これに対する対策は、2つあります。

(対策1)
人混みでは、前に背負う

電車やバスなどの人混みでは、リュックサックを背中に背負うのではなく、前に背負うようにしましょう。

これなら前方を確認できるため、こっそり盗まれる心配がなくなります。

ただ、少し恥ずかしい姿になるのが難点です。

旅の恥はかき捨てだと思い、気にしないことです。

どうしても恥ずかしくて抵抗があるなら、もう1つ別の対策があります。

(対策2)
チャックに鍵をかける

たとえ背後から開けようとしてもチャックに鍵がかかっていれば開けられません。

暗証番号を自分で設定できるダイヤルロック式がおすすめです。

これなら鍵を持つ必要がないので、紛失の心配がありません。

また、鍵をつけている姿が「防犯を意識している」というアピールにもつながり、泥棒を諦めさせる効果もあります。

リュックサックを背負うのはいいのですが、必ず防犯対策を施しておきましょう。

海外旅行で心がけたい安全対策(20)
  • リュックサックを背負うときには、防犯対策を施しておく。
安全であるはずの南京錠の、意外な落とし穴。

海外旅行で心がけたい30の安全対策

  1. 海外でも使える携帯電話が1つあれば、多くの手荷物を減らすことができる。
  2. 海外旅行で体調が悪くなったときに起こりやすい悪循環。
  3. お金の支払いは、こそこそするくらいでいい。
  4. トラベラーズチェックは、使えない。
  5. 海外旅行で必要なのは、語学力より主張力。
  6. 海外先のサイズ表示に騙されるな。
  7. サインは、漢字かアルファベットか。
    最も書き慣れた字体で書くほうがいい。
  8. 海外旅行で観光地を見て回るおすすめの順番。
  9. 「貴重品はバッグやカバンの中に入っているはず」その先入観を逆に利用して、安全対策をする。
  10. リコンファームのストレスを小さくする方法。
  11. 信頼できるタクシーを、スムーズかつ確実に捕まえる方法。
  12. 帰りのことまで考えられてこそ、本当の意味で、安全な旅行ができる。
  13. 親切に勧めてくれるサービスを受ける前に、必ず確認しておきたいこと。
  14. 海外旅行の多くの場面は、パスポートのコピーで代用できる。
  15. ロストバゲージのほかに起こりやすい、意外な紛失の2パターン。
  16. カメラのシャッターは現地の人ではなく、観光客に頼んだほうがいい。
  17. 観光地に着いたら、早いうちに高い所へ登るほうがいい。
  18. 恥ずかしがり屋が、海外でトラブルを起こしやすいパターン。
  19. しわと色落ちに強いポリエステルとナイロンは、海外旅行向きの服。
  20. 便利なリュックサックには、意外な危険がある。
  21. 安全であるはずの南京錠の、意外な落とし穴。
  22. おいしい店かどうかを、一目で確認できる3つのポイント。
  23. 私が海外旅行へ行くときのお決まりの格好。
    ポリエステル製の黒のTシャツとブルージーンズ。
  24. あらかじめタブーを勉強して、トラブルを未然に防ぐ。
  25. 海外旅行で酔っても安心して飲める、唯一の場所。
  26. 女性の勘は鑑定士より鋭い。
    そう思った、ある1人の女性の話。
  27. ホテルのドアは、鍵だけで十分と思わない。
    チェーンのドアには必ずチェーンをかけておく。
  28. ホテルのドアをノックされたときの一番安全な対応方法。
  29. 海外では、母国のとき以上にマナーのある行動が必要とされる。
  30. 読めないメニューで失敗しない3つの方法。

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