出社の際、荷物を入れるのは、カバンですか。
それともリュックサックですか。
人によって、好みがわかれるところですね。
ただでさえ疲れる仕事ですから、出社くらいは少しでも楽をしたい気持ちを持つ人もいるでしょう。
そんなとき、やはりリュックサックを選ぶ人が多いのではないでしょうか。
両手が自由に使えるようになるからです。
疲れにくくなるため、通勤も楽になることでしょう。
歩きやすくなったり、本屋では立ち読みしやすくなったりします。
山登りはリュックサックが定番であるように、疲れにくさや歩きやすさを重視すれば、リュックサックの右に出るものはありません。
しかし、です。
楽で効率のよい格好ではありますが、威厳に欠ける面があるのもたしかです。
スーツ姿にリュックサックという組み合わせは、ビジネスマンとしての身だしなみとして、威厳に欠けてしまう面があります。
たとえば、車を買うときに対応する社員が、リュックサックで現れると「大丈夫なのかな」と不安になります。
家を購入するとき、契約書がリュックサックから出てくると、内容に不信感を抱くことでしょう。
もちろん本人は決してそういうつもりではなくても、そう思ってしまう世間があります。
楽な格好をしているから、手を抜いたり、軽く考えていたりする様子だと誤解されやすいのです。
このことで、スムーズに進められるはずのビジネスの妨げになることもあります。
では、どういう持ち物がビジネスではふさわしいのかというと、やはりカバンです。
片手で持てるタイプのものがおすすめです。
片手でバックを持ち、さっそうと歩く姿は、仕事のできるビジネスマンらしく映ります。
ビジネスは、見かけで判断されることがあります。
周りの人から見て頼りがいのある姿をするほうが、社会人としての仕事を進めやすくなるのです。