私は会社に「予備」をたくさん置いています。
予備のワイシャツ、予備のネクタイ、予備のハンカチです。
なぜそんなことをしているのかというと、もうおわかりですね。
万が一の事態に備えているからです。
会社で仕事をしていると、こうした思わぬ事態が発生することがあります。
自分は大丈夫だと思っているときに限って、飲み物をこぼしてワイシャツを汚してしまうものです。
私は予備がないと落ち着きません。
コーヒーを飲むときも「絶対にこぼさないようにしよう」と気をつけて、油断できません。
気をつけていると、緊張して手が震えてき始め、余計にコーヒーをこぼしてしまいそうになります。
予備がないと、心配でならないのです。
一時期は、キャップ付きの飲み物しか飲まないケアもしていたくらいです。
しかし、予備があれば、そうした心配とは無縁になります。
「もしものことがあっても予備がある」と思えば、飲み物も気軽に口にできます。
自分のためであり、仕事のためです。
仕事では失敗が許されません。
初歩的な身だしなみで仕事に穴を開けたくないため、こちらで備えられることは、備えるようにしています。
「備えあれば憂いなし」です。
実はそのほかにも、私は取り揃えています。
予備のネクタイピン、予備のあぶらとり紙、予備のティッシュ。
また身だしなみ以外にも、文房具の予備もかなり取り揃えています。
予備のホチキスの芯、予備のシャープペンシル、予備の消しゴムなどです。
つまらないところで不安になり、エネルギーを使いたくはありません。
予備を用意することで不安をできるだけ小さくして、業務に集中したいのです。