仕事リストを作る場面があるでしょう。
たとえば、タスクリスト、TODOリスト、買い物リストです。
リストがあるとやるべきことが明確になり、スムーズに行動できるようになります。
どれだけ記憶力の悪い人でも、ど忘れの心配がなくなって安心です。
「仕事リストは作成できれば十分」と思うかもしれませんが、実は注意したいポイントがあります。
注目してほしいのは「字」です。
あなたが作ったリストは、どんな字になっていますか。
薄くて細くて小さな字になっていないでしょうか。
仕事リストを作るとき、薄くて細くて小さな字で書くのはよくありません。
「読めれば十分」と思っているなら甘い考えです。
「たかが字」と思うかもしれませんが、意欲や行動力に影響するからです。
自分で書いた字を、自分の目で見ます。
リストの字は、ビジュアルです。
リストの字を見たとき、視覚情報だけでなくビジュアルとしての印象も、脳に伝わります。
それが意欲や行動力にも影響してきます。
リストの字が薄くて細くて小さいと意欲や行動力が下がりますが、濃くて太くて大きいと意欲や行動力が高まります。
たとえば、日用品を買いに行く用事があって、買い物リストに「マスク」「ティッシュ」「トイレットペーパー」を書くとします。
薄くて細くて小さな字で書くと、自信がなくて弱々しい印象を受けるでしょう。
小さな声でぼそぼそ言っているようです。
迷いが生じているような印象も受けるでしょう。
「本当にこれを買っていいのかな」という不安な気持ちになるかもしれません。
薄くて細くて小さな字だと見えにくいため、見落としも発生しやすくなります。
知らず知らずのうちに買い物の意欲が下がり、スピードも落ちているでしょう。
一方、濃くて太くて大きな字で書いた場合、自信たっぷりで力強い印象を受けるでしょう。
大きな声ではきはき話しているようです。
「きちんと買う! 必ずこれを買うのだ!」という強い意思を感じるでしょう。
濃くて太くて大きな字だとぱっと目に飛び込んできます。
はっきり認識できるので、見落とす心配もありません。
リストの字から力強い印象を受ければ、それがパワーとなり、知らず知らずのうちに買い物のスピードも上がるでしょう。
太くて濃いで書くと「買うぞ!」という意欲や行動力を高めてくれます。
仕事リストを作るときは、字にも注意を払ってください。
「薄くて細くて小さな字」ではなく「濃くて太くて大きな字」を心がけましょう。
効果を疑うなら、実際に字を書いて比較してみてください。
自分の心の変化がすぐわかり、重要性が身に染みるはずです。
買い物リストに限らず、TODOリストやタスクリストも同様です。
太字の油性サインペンを使うと、簡単に太くて濃い字を書けるでしょう。
デジタルで仕事リストを作る場合、フォント設定を「太字」「大きめ」に変更して、できるだけ目立つ工夫をしてください。
あなたの意欲や行動力に関わるところですから、意識してしすぎることはありません。
濃くて太くて大きな字を書けば、濃くて太くて大きな未来が待っています。