成功したいなら、今日から言い訳をしないことです。
言い訳をする人は成功しません。
成功どころか失敗に向かっていきます。
遅刻をしたとき「目覚まし時計が鳴りませんでした」と言い訳をする。
間違いを指摘されたとき「たまたまです」と言い訳する。
仕事が納期に間に合わなかったとき「別件の対応に追われていました」と言い訳をする。
こういう人が成功をつかむことはありません。
言い訳をする人がどうやって成功するのでしょう。
ぶつぶつ言い訳をする姿ほど見苦しいものはありません。
言い訳とは「保身」と「責任回避」の表れです。
言い訳をすればするほど、保身と責任回避をアピールすることになります。
ぶつぶつ言い訳していると、人からの信頼を失い、周りから愛想を尽かされ、人が離れていきます。
言い訳をしているかぎり、100パーセント成功できません。
世の中で活躍している成功者を思い出してください。
ビジネス界でもスポーツ界でも音楽界でも、言い訳がましい人で成功者はいないはずです。
「でも」「しかし」と言い訳がましい人はいません。
仮にいたとしたら、今は成功できていても、いずれ落ちぶれていきます。
言い訳をしているかぎり、真の成功者にはなれないのです。
成功したいなら言い訳をやめることです。
自分に非があれば、余計な言い訳はせずすぐ謝りましょう。
1分1秒でも早く謝罪することです。
言い訳をしたい衝動に駆られても、ぐっとこらえてください。
口から言い訳が出そうになっても、喉のところで止めておきましょう。
「すみませんでした」「申し訳ございませんでした」という謝罪をするのが一番スマートです。
許してもらえるかは相手次第ですが、少なくとも人としてあるべき姿なのは間違いありません。
成功するためには、人からの協力が必要です。
きちんと謝る人には「素直」「誠実」の印象を受けます。
言い訳しないできちんと謝罪する姿勢があれば、素直で誠実な印象が高まって好感が持たれます。
人からの信頼を得て、人がついてくるようになり、大きな協力が得られるでしょう。
運やチャンスも巡ってくるようになる。
結果として、大きな成功を果たしていくのです。
時には自分には無関係のクレームを受けることもあるでしょう。
社会で仕事をしていると、他人の非にもかかわらず、自分が非難されることが少なくありません。
「私は関係ないのに」と不満を感じるところですが、ここが正念場です。
自分個人には非がなくても、組織体としての責任はあると言えるでしょう。
穏便に場を済ませる必要があるなら、きちんと謝罪しておくのが賢明です。
もちろん正当な言い分もあるでしょう。
正当な言い分があって、どうしても主張しなければいけないときには「順番」が大切です。
まずきちんと謝ってから、その後に言い分を述べるようにしましょう。
最初に謝罪していれば、受け入れてもらいやすくなります。
言い訳をするのは子どものすることです。
責任と信頼を重んじる大人であれば、言い訳をやめることです。
今日から「言い訳はしない」と誓いを立ててください。
正式な誓いを立てることで、決意が固まります。
言い訳をしない人が成功するのです。