「たまたま苦手な問題が出題された」
「勉強の時間が少なかった」
「当日、調子が悪かった」
返ってきたテストの結果を見て、言い訳をする人がいます。
なかなかうまくいかない理由は、自分以外になすり付けようとする行為です。
成績の悪い人には「言い訳をする」という共通点があります。
自分の悪い状況を、うまい言い訳で合理化させてしまいます。
言い訳をする人で、成績のいい人はいません。
また、言い訳をし続けているかぎり、成績がよくなることも絶対ありません。
「そうは言っても、悪い条件があれば仕方ないだろう」
ほらほら、いけません。
その言い訳をしているかぎり、あなたが成長できませんし、成績も上がりません。
勉強は、言い訳をやめるところから始まります。
「何か解決法があるはずだ」
自分なりに、反省点を見いだすことです。
希望を持って試行錯誤して、改善策を打ち立てます。
「出題された問題が悪い」という言い訳をやめましょう。
自分の理解や知識に足りない点があったから、間違えたと素直に反省します。
「勉強する時間がなかった」という言い訳もやめましょう。
たとえ時間がない状況でも、時間を作る工夫をしましょう。
言い訳をすれば、自然に時間が増えることはありません。
そういう言い訳をしているから余計に時間がなくなります。
テスト当日、たまたま体調が悪い日だったというのも言い訳です。
原因なしに、急に体調が悪くなることはありません。
体調が悪くなるような何かをしていたはずです。
テスト前は、風邪を引かないように注意するのは当然です。
テスト当日におなかを壊さないよう、特別な朝食ではなく、普段どおりの朝食を食べていればいい。
受験では、言い訳ほど無駄なことはありません。
どんなに言い訳しても点数が上がることはありません。
むしろ下がる一方です。
早くそれに気づくことです。
あらゆる結果には、原因があります。
言い訳したい気持ちをぐっとこらえて、原因を見つけて、改善です。
それができたとき、本当の意味であなたが成長します。
改善された勉強態度によって、自然と学力も上がるはずです。