受験時代は、将来の理想は高く持つ時期です。
今、考えられる最高の理想を思い描いてください。
「お金持ちになりたい」
「もっと人気者になりたい」
「有名国立大学に受かって、モテモテになる」
「大学に入り、学問を究めて、有名な学者になる」
そのくらい理想は高くていい。
その理想は、口に出して、親や友人に伝えましょう。
恥ずかしければ、心の中で思い描くだけでもいいでしょう。
とにかく、高い理想を持つことが重要です。
もっと高くてもかまいません。
「政治家になり、革命を起こしてやる!」
「この世から、あらゆる差別と偏見をなくしたい!」
「世界を変える開発や発見をして、ノーベル賞を受賞する!」
そのくらい高くてちょうどいい。
まったく恥ずかしいことではありません。
なぜ理想を高くするのかというと、勉強へのやる気が出るからです。
「適当な勉強で適当な人生を歩もう」というような低い理想だと、気を抜いてしまいます。
その状態では、エンジンはかかりません。
エンジンをかけるには、気合が必要です。
理想を高くすることで、エンジンをヒートアップさせます。
あなたの理想が高いからこそ「勉強をやってやろうじゃないか」とやる気が出てきます。
10代はみんな、革命家です。
最も可能性にあふれる時期です。
大人から見れば、若者が高い理想を持っていると安心します。
「将来は有望な人材が育っていく。まだまだこの国は捨てたもんじゃない」と思うのです。