同じ仕事を繰り返してはいけません。
同じ仕事を繰り返すだけでは、同じままです。
仕事は進んでも、発見や向上がありません。
刺激が単調になって、だんだんマンネリになります。
「同じ仕事ばかりで飽きた」
「ルーティンワークでつまらない」
最初は面白く感じていても、だんだん普通になります。
途中から、もはや苦痛に感じてきます。
あるときから「仕事を辞めようかな」と考え始める。
同じ仕事をしたくないと思って転職したところで、やはり同じ仕事の繰り返しが待っているのは同じです。
「同じことをするのが嫌だ」と思っても、それが仕事なのですから仕方ありません。
同じことの繰り返しが嫌だとはいえ、そもそも仕事は同じことの繰り返しが多いものです。
「どうして同じ仕事ばかりなの?」と思いますが、仕事とはそういうものです。
「仕事の9割は同じことの繰り返し」と言っても過言ではありません。
あなたの毎日も、同じ仕事の繰り返しで埋め尽くされていることでしょう。
同じ仕事を繰り返すばかりで、うんざりしているのかもしれません。
ここで大切なことがあります。
同じことをするときの考え方を改めましょう。
完全に同じことをするのではありません。
少しずつ改善を加えながら同じことをしていくのです。
同じ仕事に、何らかの改善を加えてください。
仕事の基本や大枠は保ちつつ、改善を加えます。
「決められたこと以外をしてはいけない」というタイプの仕事でないかぎり、できることがあるはずです。
自由の利く仕事があるでしょう。
ルーティンワークであっても、小さな改善の1つくらいはできるはずです。
そこにあなたの成長のチャンスがあります。
小さな改善でいい。
米粒のように小さな改善で十分です。
米粒より小さな改善でもかまいません。
小さな改善でも、繰り返せば大きくなります。
周りから気づかれないような小さな改善でもかまいません。
1つの変化が小さくても、積み重ねていけば大きな変化になり、あるとき気づかれます。
「おや、いつの間にか変わったね。なんだかよくなったね」と言われるようになるでしょう。
あなたがやるべき、今日の課題をお伝えします。
普段やっている繰り返しの仕事に、何らかの改善を加えてください。
少しずつ改善を加えながら、同じことをしましょう。
改善にあたることなら何でもかまいません。
見栄えの改善、スピードの改善、質の改善でも、何でもいい。
こつこつ続けていきましょう。
いきなり大きな改善は難しくても、1ミリくらいの改善ならできるはずです。
1ミリも、10回繰り返せば1センチになります。
これが、差をつける仕事です。
少しずつ改善を加えながら、同じことをしていきましょう。
大きくて一度にできないなら、2回に分けてください。
2回に分けてもまだ大きいなら、さらに分けましょう。
もちろんたまにはサボってもOKです。
やる気が出ないときは誰にでもあります。
ただし、休憩して元気を取り戻したら、また改善に取りかかってください。
不定期でもいいので、少しずつ改善を加えながら同じことをしていきましょう。
改善、改善、また改善。
きちんと続けていけば、1年後には仕事が劇的に改善されています。
あなた自身も、見違えるほど大きく成長を果たしているのです。