悪い流れを断ち切りたいときこそ「善行」です。
善行とは「世のため人のためになる行いのこと」をいいます。
悪い流れのときに善行をする余裕はないと思うかもしれませんが、逆です。
悪い流れのときだからこそ、善行です。
もちろん日頃から心がけたい習慣ですが、悪い流れが続いているときは、特に心がけたい。
悪い流れが続いているときは、世のため人のためになるようなことをしようではありませんか。
自分のことばかり考えていては、なかなか悪い流れを断ち切れません。
善行と聞くと仰々しく感じるかもしれませんが、小さなことでいいのです。
大きな善行である必要はなく、小さな善行で十分。
悪い流れになっているときに善行をする余裕はないかもしれませんが、自分にできる範囲でいいのです。
大変そうに重い荷物を運ぶ年配者がいれば、手伝う。
電車で座っているとき、妊婦や年配者が乗ってきたら、席を譲る。
地域のボランティア活動に参加してみる。
道ばたに落ちているごみを拾って、ごみ箱に捨てるだけでもかまいません。
ボランティア活動に参加しなくても、自分の心がけ次第で、善行はいつでも誰でもすぐ行えます。
寄付をしてみるのも1つの方法です。
小さな金額であっても、世のため人のためになっています。
コンビニでおつりが出たとき、レジ横の募金箱にお金を入れるくらいならできるでしょう。
ちょっとしたことですが、これもれっきとした寄付であり、善行の1つです。
善行に取り組むと「自分が役立った」という感覚が得られます。
喜びを感じる機会が増え、人に感謝される機会も増え、明るい気持ちになれます。
たとえ感謝をされなくても「善い行いができた」という事実に自信がつき、明るく前向きな気持ちになれるでしょう。
善行は一度や二度で終わらせるのではなく、どんどん繰り返し積んでいくことが大切です。
こつこつ小さな善行を積み上げていくことで、自分の中にプラスのパワーがたまります。
自己評価が上がって、自分に自信がつき、悪い流れを断ち切れます。
人を助けることは、結局は自分を助けることになるのです。
善行といえば、親切な行為やボランティア活動などを思い浮かびますが、ほかにもあります。
忘れてならないのは「言葉による善行」です。
たとえば、人を褒めたり元気づけたりすることも善行の1つです。
「さすがですね!」「素晴らしいですね!」という称賛の言葉。
「大丈夫!」「元気を出して!」「一緒に頑張りましょう!」の激励の言葉。
ポジティブな言葉を発することは、周りに良い波動を広げていくことです。
どしどしポジティブな言葉を口にして、どしどし良い波動を広げていきましょう。
周りに良い波動を広げていくことも、善行の1つです。