悪い流れの中にいるときは、自然とネガティブな情報を求めてしまう傾向があります。
ニュースを見ても、暗いニュースや悪いニュースばかり見てしまいます。
SNSを見ても、ついネガティブな情報に目を向けてしまいます。
自分では普通に情報収集をしているつもりでも、いつの間にか悪い情報に目が向いていることが少なくありません。
悪い流れにいるときは、自然と悪い情報に目が向く心理傾向があります。
気づくと、ネガティブの沼にはまっていることがあるのです。
ネガティブな情報ばかりに触れていると、いつまでたっても悪い流れから断ち切れません。
そこで大切なのは「取捨選択」です。
意識的にネガティブな情報を断ちましょう。
そして、意識的にポジティブな情報を見るようにするのです。
たとえば、テレビを楽しむときは、暗い番組は避けて、明るい番組を見ます。
ニュースをチェックするときは、暗い記事には目を向けず、明るい記事だけ見ます。
SNSでは、悪い情報には目を向けず、明るい情報だけ見ます。
情報を取捨選択することで、悪い情報に触れなくなり、良い情報だけ吸収できます。
情報のコントロールは、感情のコントロールにもつながります。
触れる情報をコントロールすることで、悪い流れを断ち切れるのです。
どうしても悪い情報に目が向くという人もいるでしょう。
情報の取捨選択に自信がないという人もいるのではないでしょうか。
悪い流れのときほど、悪い情報に目が向く傾向があるため、なかなか難しいこともあるはずです。
そんな人は、思い切って、情報そのものを遮断するのも選択肢です。
ニュースは見ません。
SNSもお休みします。
テレビもスイッチオフです。
完全に情報を遮断すれば、悪い情報も入ってこなくなり、精神衛生が良くなります。
荒療治ではありますが、人によってはありでしょう。
情報を断つことで時事や世間にうとくなり、不便が生じることもあるかもしれませんが、まず悪い流れを断ち切ることが先決です。
完全な遮断が難しいなら、一時的な遮断でもいいのです。
「週末だけ」「休日だけ」「今月だけ」など、一時的な遮断であっても効果はあります。
潔く情報を断つことで、ごちゃごちゃしていた心が落ち着きを取り戻します。
静かな時間が生まれ、精神衛生上も健全になるのです。