悪いことは、本当に悪いことなのでしょうか。
いいえ、それは勘違いです。
悪い点だけ見ているからそう感じるのであって、出来事の奥を見つめれば、必ず良い点があります。
悪いことが起こったおかげで得られた成果・成長に注目することが大切です。
仕事で失敗したとしても、悪いことばかりではありません。
失敗をしたおかげで、今後の課題を見つけられたはずです。
きちんと課題を向き合い、問題点を改善できれば、仕事のスキルアップにつながります。
試合で負けたとしますが、悪いことばかりではありません。
試合で負けたおかげで、自分の弱点を発見できたでしょう。
弱点を補強すれば、レベルアップのチャンスが得られたといえます。
友人から裏切られたとしても、悪いことばかりではありません。
裏切られたおかげで、偽物の友人に気づけました。
裏切られたことはショックですが、おかげで不要な人との縁を切ることができ、人間関係の整理整頓ができたといえます。
お金を騙し取られたとしますが、悪いことばかりではありません。
お金を騙し取られたおかげで、お金の勉強ができたはずです。
同じ失敗を繰り返さないように注意すれば、今後のお金の使い方が洗練されるでしょう。
失ったお金は痛いかもしれませんが「授業料」と思えば、無駄とも言い切れないはずです。
出来事の是非は、受け止め方によって、いかようにも変わります。
たしかに悪い点もありますが、そのおかげで得られた成果・成長があるでしょう。
そこに着目すればいいのです。
悪い出来事が続いていると感じても、受け止め方によっては「良い出来事が続いている」という解釈もできます。
悪い出来事も、受け止め方を変えれば、良い出来事に変わるのです。