あなたが誰かと喧嘩やトラブルでぶつかったとき、お互いが言い合います。
「あなたが悪い!」
「違う。そっちが悪い」
お互いが自分のほうが正しいと思い込み、一歩も譲りません。
自分のほうが偉い、賢い、正しいと思っているから「自分は間違っていない。相手が間違っている」と言い張ります。
しかし、実際、ぶつかった相手とあなたは、同じ精神レベルということです。
同じレベルだから、高さがちょうど合い、ぶつかったのです。
もし、お互いのレベルが違うなら、ぶつかることはありません。
異なる高さで飛んでいる飛行機どうしは、ぶつかることはありません。
同じ高さで飛んでいる飛行機同士が、ぶつかります。
あなたが誰かとぶつかったら、自分と相手は同じ精神レベルであると気づくことです。
「ぶつかったから相手はレベルが低い」と思うのは誤解です。
レベルが同じだから、ぶつかります。
相手は自分の鏡だと思うことです。
ぶつかった相手は、あなたの精神レベルを映し出している鏡なのです。