人間が安定して立っていられるのは「骨」があるからです。
骨が軸になっているから、立って、歩いたり、走ったりできます。
たとえ倒れても、起き上がることができるのは、骨のおかげです。
逆にいえば、骨がなければ、立ってさえいられません。
クラゲのようになよなよになり、潮に流されます。
心も同じです。
心も安定のためには、骨が必要です。
心に骨がなければ、なよなよになり、世間の風に流されます。
では、心の軸とは何でしょうか。
心の軸とは「哲学」のことです。
心の哲学には、次の3つがあります。
この3本の軸があって、1本の「哲学」という太い軸になります。
この軸がしっかりしていれば、少々トラブルがあっても、倒れることはありません。
生き方が「人生の歩み方」のことです。
歩み方がしっかり確立されていれば、想定外のトラブルがあっても、それた道を軌道修正できます。
信念とは「信じる念」と書くように「自分が信じていること」を言います。
自分が信じていることがあるからこそ、自信を持って発言・行動ができます。
迷いを断ち切り、自分に合った判断が下せるようになります。
夢とは、目的地のことです。
目的地がわかるから、進むべき方向がわかります。
この3つの軸は、心の安定に必要な心の骨です。
心の骨がしっかりしていれば、他人から悪口を言われたり、想定外のトラブルがあったりしても、立っていられます。
たとえ倒れても、また立ち上がることができるでしょう。
道に迷うことなく、正しい方向に向かって、一歩一歩前進できます。
あなたに、この3つの軸がありますか。
なければ、持つようにしましょう。
「生き方」「信念」「夢」です。
健全なる精神と、心の安定を保つための強力な骨になります。