自分のためだけに行動すると、他人を無視した勝手な行動のため、すぐトラブルへ発展します。
世界は自分中心で回っているという独りよがりの行動や判断は、トラブルを招き・喧嘩・争い・いがみ合いへと発展します。
当たり前の話です。
では「自分のため」ではなく「人のため」に行動すればいいのでしょうか。
人のためなら問題ないと思いますが、これも少し違います。
他人のことばかり考えていると、今度は自分の足元が暗くなります。
「灯台下暗し」です。
人のためにと思い、家族や友人関係を無視している人は、いくら人のためといっても幸せにはなれません。
「人の為」と書いて「偽(いつわり)」と書くように、他人の幸せばかりを考えるのも、幸せの偽りであり、人生の歯車が狂います。
医者・先生・政治家・警察官など聖職といわれる人たちは、世間から尊敬されても、家族関係は崩壊寸前という話はよくあります。
では、自分のためでもなく、人のためでもなく、どうすればいいのでしょうか。
お互いのためになる行動を考えればいい。
自分のためになることが人のためになる、一石二鳥となる行動や考え方を目指します。
「WIN&WIN」の関係です。
自分も他人も一緒にハッピーになれることをすればいい。
自分のためになっているから充実感が得られ、また他人のためにもなっていますから、人から感謝されます。
そのためには、まずあなたが「発光体」になることです。
電球のように発光体になれば、自分も他人も、同時に明るく照らせます。
それが最も理想的な人物像であり、生き方なのです。