灯台が、遠くを照らしていると、足元が暗くなります。
逆に、足元ばかりを照らしていると、今度は遠くが暗くなります。
自分も他人も明るくなるための理想は「発光体」です。
闇を照らす灯台が、もし太陽のような発光体になれば、自分も明るくなり、360度を明るく照らします。
まさに理想的な存在です。
では、発光体になるためにはどうすればいいのでしょうか。
あなたが最も喜びを感じる「好きなこと」をすればいい。
もちろん好きなこととはいえ、他人の迷惑になることではありません。
自分が喜びを感じ、かつ、他人が喜んだり、社会の役に立ったりするようなことです。
人と話すのが好きという人は、その才能を徹底的に磨くことです。
話すのが好きなら、人との会話で自分が楽しみ、相手を喜ばせ、見ている人まで楽しませることができます。
プロのアナウンサーや司会者は、みな話すのが好きな人です。
自分が楽しむことで、人を楽しませることになっています。
音楽が大好きという人は、まず自分が音楽に没頭します。
好きな音楽を磨けば、自分も喜び、聞いている人の心に活気を与え、自他ともにハッピーになれることでしょう。
まず、好きなことを徹底的に磨いてください。
お金のために好きなことをするのではありません。
親から、友人からすごいと尊敬されるためにするのでもありません。
かっこ悪くてもいいから、自分と他人が同時にハッピーになれる好きなことを徹底的に磨けばいいのです。