執筆者:水口貴博

素の自分を出す30の方法

  • ごちゃごちゃした生活の正体は、
    心の汚れが原因だ。
素の自分を出す30の方法

ごちゃごちゃした生活の正体は、心の汚れが原因だ。

あなたの生活は、ごちゃごちゃになっていませんか。
必要ないものを、たくさん集めている生活になっていませんか。
「ごちゃごちゃした生活」と「すっきりした生活」のどちらがいいですか。

根本的原因を直すことで、生活が改善する。

「ごちゃごちゃした生活を改善しましょう」というテーマではありますが、ここではその技術、手法、ノウハウを教えません。
それは私が今ここで説明しなくても、すでに本屋には、その手のたぐいの本が山積みになっているからです。
「整理整頓の方法」「人間関係をすっきりさせる方法」「掃除のポイント」などの本は、すでにありすぎるほど存在しています。

弱い自分に気づこう。
弱さを隠している自分に気づこう。

恥ずかしい、私の過去を紹介します。
私は昔、物が捨てられない人間でした。
部屋にはたくさんの物が置かれ、あふれんばかりの量でした。

容姿のコンプレックスは、あなたの付加価値。

自分の容姿に、コンプレックスはありますか。
自分では気に入らない外見があるかもしれません。
くせ毛であったり、垂れ目であったりなどです。

仮面をかぶった人は、偽りの人間関係に悩まされる。

人間は、さまざまな仮面をかぶる生き物です。
心のごみは、ときとして、仮面をかぶらせるように強制します。
「明るい性格と思われたい」という気持ちから、本当は明るい性格ではないのに、明るく振る舞います。

「頼りにされる人」を演じる自分は、本当の自分ではない。

「頼りにされる人になりたい」
あなたは、そのように考えていませんか。
他人から頼りにされると「自分は価値がある人間なんだ」と存在価値を感じることができます。

「見返り」を期待すると、自分が疲れてしまう。

見返りを期待することを「ギブ&テイク」と言います。
ギブ&テイクをすることは、結果として見返りを期待する行動となります。
いずれにせよ「自分が得をしたい」という気持ちがはじめにあります。

挫折をするのは、理想があるから。
理想がなければ、挫折することもない。

・受験に失敗したとき
・仕事に失敗したとき
・結婚に失敗したとき

自然の流れに任せて、出会う人とは出会い、別れる人とは別れる。

あなたは、友人がただ多ければいいと思っていませんか。
友人を失うことは、いけないことだと思っていませんか。
地球上には、今、80億人以上の人が存在しています。

「立派に見せよう」とする人は、立派ではない人。

「立派に見せよう」とする行為は、自分に自信がないことから始まります。
自分に自信がないから、立派に見せようとします。
本当に自信がある人は、立派にしようとする努力はしません。

「尊敬されたい人」は、判断や行動を誤る。

「尊敬されたい」という気持ちも厄介です。
尊敬されたいと考えていると、他人の目を自然と意識してしまうようになり、自分らしくない行動を取ってしまいます。
たとえば、職業選択に、医者や弁護士を「尊敬されるから」という理由から選んでしまうと、大変です。

気持ちの流れに沿って、心はしなやかに。

つらいときには、ただ「つらい」と感じるだけでいいのです。
大変なときには、ただ「大変」と感じるだけでいいのです。
痛いときにも、ただ「痛い」と感じる。

1人になると、自分らしくなれる。

ちょっとあなたにテストです。
あなたの前には大勢の人がいます。
1,000人もの大勢の人があなたを注目しています。

私たちは、他人と比べる見方をしている。

「君のようなのろまな人間は、いい人生を送れないよ」
人の能力を基準にする人は、できない人を見下します。
叱られると「そうか。のろまはいけないことなんだ」と落ち込みます。

不要なものを、もちすぎていませんか。

ごちゃごちゃしている生活の原因の1つに「いらない物をもちすぎている」ということがあります。
いらない物をたくさん持っていると、掃除、整理、維持に時間とお金がかかり、悩みのタネになります。
いらない物というのは、自分では気づかないものです。

心と呼吸は、つながりを持っている。

心と呼吸には、深いつながりがあります。
落ち着いている人の呼吸は、いつも穏やかです。
呼吸が整っているからです。

「こう思われたい」と演じているから、人付き合いが疲れる。

人付き合いに、疲れていませんか。
なぜ人付き合いは、疲れるのかを考えたことはありますか。
「他人からこう思われたい」と意識しているからです。

「持つ生活」から「持たない生活」に切り替えよう。

ごちゃごちゃした生活は、部屋の中に物がたくさんありすぎるからです。
たくさんの物が置いてあるから、掃除に時間がかかり、スペースを取られ、部屋の中に余裕がなくなります。
安心を手に入れるために、物をたくさん持てば、考えなければならないことが増えるため、精神的な負担が大きくなるのです。

「嫌われたくない」から「嫌われてもいい」へ。

「ねえ、お金で困っているんだ。お金かしてくれない?」
「どうしたの急に?」
「どうしても来週までにお金が必要なんだ。お願い! 必ず返すから」

素に戻れる時間を取ろう。

私は、ときどき、1人で散歩をします。
友人がいなくて寂しいからとか、暇だからというわけではありません。
散歩をしているとき「本当の自分」に戻れるからです。

「まあ、こういうこともあるか」と笑う人は、変化を受け入れることができる。

「人生はこうでなければならない」
「この学校じゃないと行きたくない」
「この仕事じゃないとやりたくない」

できないことは、あっさり諦めてもいい。

どんなに頑張ってもできないことがあります。
数学がどうしても苦手だという人もいます。
外国語の勉強は、吐き気がする人もいます。

近すぎて、最も見えなくなる人物は、自分。

私は自分で自分のまつ毛が見えません。
近すぎるからです。
近すぎるから、見えなくなり、自分ではないような感覚になります。

落ち込み、失望することは、自信につながる。

自分の能力、才能、顔つき、声、体、性格。
自分で自分のことが気に入らなくなり、失望をするときがあります。
「自分は何てばかなんだろう」

ごちゃごちゃした生活は、計画を立てていないから。

行動するときにきちんと計画を立てて、行動しているでしょうか。
「生活がごちゃごちゃしているのは、もしかしたら私の無計画さのせいかも」と疑ってみましょう。
気の向くままに行動していると、生活はどんどんごちゃごちゃになります。

努力をするのは、もうやめよう。

努力ばかりをしていると、生活に疲れが出てきます。
「努力をしている」というと「偉いね」と言われます。
努力することはすごいこと、偉いことだと、つい勘違いをしてしまいます。

努力は最小限に、効果は最大限に。

努力には、悲しくも勇ましい様子が漂っています。
一般的に、好きではないことを行うときに「努力」という言葉が使われます。
好きなことをするなら「楽しむ」という言葉が使われるはずです。

悪いジンクスを信じると、不幸になる。
不安を大きくさせているのは、自分。

「黒い猫が横切ると悪いことが起こる」というジンクスがあります。
昔からのジンクスには、黒にまつわる悪い言い伝えが数多くあります。
・カラスを見ると不吉

言葉には暗示の力がある。
大丈夫といっていると、本当に大丈夫になる。

「大変だ、大変だ」という言葉が口癖になっていると、本当に大変になります。
言葉には言霊ことだま(ことだま)といって、実際に実現する力があります。
大変という言葉を口にしていると、本当に大変になり、もっと大変になります。

人生があなたに意味を与えるのではない。
あなたが人生に意味を与える。

「夢を持つこと」が大切だといわれます。
では、なぜ夢を持つことが大切なのかを考えたことがありますか。
夢を持たないと、人生の計画性がなくなり、行き当たりばったりになるからです。

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