執筆者:水口貴博

人格を磨いて心をきれいにする30の方法

  • 人生とは、
    心を磨くための一人旅。
人格を磨いて心をきれいにする30の方法

人生とは、心を磨くための一人旅。

人生とは、心をきれいにするための一人旅です。
私たちは、まずたった1人でこの世に誕生してきました。
何が目的でこの世に誕生したかというと、人という存在として心をきれいに磨くために、生まれてきたのです。

天国のような人生を歩む人。
地獄のような人生を歩む人。

私はまだあの世へは行ったことがありません。
正直なところ、あの世のことについては「わからない」としか答えられません。
ですが「この世」に関しては、私が実際に生きて経験している世界ですから、よくわかります。

うまくいかない人生は、まず自分を振り返ってみることが大切。

うまくいかない人生を、ほかの誰かのせいにするのではなく、自分に原因があると考えることです。
考えることができなければ、ここで読むのをやめましょう。
努力をしない人を、私は助けることはできません。

見かけはきれいな人でも、心が汚い人もいる。

心のきれいさは、見かけだけではわかりません。
見かけはきれいな人でも、心が汚い人はたくさんいます。
私は先日、きれいな格好をした女性を見かけました。

心がきれいになるポイントは、3つ。
態度、行動、発言。

心がきれいな人はどんな人なのでしょうか。
それは、3つのポイントがあります。
「態度」「行動」「発言」です。

恥ずかしい経験によって、心の改善がなされる。

私は学生時代、友人と一緒に同居していた時期がありました。
恥ずかしい話ですが、その友人とは、最後には喧嘩別れをしてしまいました。
私が、トイレ掃除や食べ終えた食器をきちんと洗わなかったことが原因でした。

当たり前の感謝に気づく人は、心がきれいな人。

あなたの心をきれいにするためには、まず「ありがとう」を1つでも多く見つけていくことです。
本当は、感謝していくことが一番大切ですが、まず感謝するべきポイントにあなたが気づかなければお礼のしようがありません。
自分にとって「ありがとう」と言えることなんてないとは、言わせません。

挨拶は、知らない人にも進んですること。

挨拶は、小学生のころはよくできていたのに、大人になるにつれてだんだん下手になっていく人がいます。
恥ずかしさという意識や「たかが挨拶くらい」と侮辱する人です。
こういう人は、毎日人と会ったときに挨拶をする習慣がないため、それだけで人と触れる機会が減ってしまいます。

お返しを習慣にすると、感謝が目に見える形になる。

心をきれいにするためには、お返しすることを習慣にしましょう。
一方的にあなただけがお世話になるのではなく、あなたも相手に対して「お返し」として何かをお世話するのです。
プレゼントをもらえば、プレゼントのお返しをします。

きれいな心は、きれいな姿勢に表れる。

背筋の伸びた人を見ると、しっかりした人に見えます。
いえ、しっかりした人に見えるというより、ほとんどの場合、本当にしっかりしている人です。
心を引き締めたければ、背中をぴんと伸ばしてみましょう。

意識は目に見えない。
書いてみないと、見えてこない。

私は「執筆業でよかった」と思うことがあります。
書くことでもやもやした本当の自分が見えてくるからです。
決してそういう理由で書き始めたわけではないのですが、結果としてはどんどん自分を発見する行為になっています。

手紙を書くと、心がきれいになる。

今後どんなにコンピューター技術が進歩しても、手紙はなくならないでしょう。
手紙は、人が心を磨くためになくてはならないものだからです。
手紙を書くと、心がきれいになります。

身の回りの物がきれいな人は、心もきれいな人。

心のきれいさは、身の回りにも表れます。
身の回りがきれいに整理整頓され、丁寧に手入れがされているのは、心がきれいな証拠です。
いつも物に対して感謝の気持ちがあるため、定期的に手入れをして整理整頓しているのです。

プレゼントをするとは、物を通して気持ちを伝えるということ。

プレゼントの本来の意味としては、感謝の気持ちやお祝いの気持ちを物として表現するということにあります。
お誕生日のプレゼントは、心を表現する物だと思ってください。
相手への誕生を記念した嬉しい気持ちや節目のお祝いの気持ちを、物を通して相手に上手に伝える手段が、プレゼントなのです。

心は磨かないと、輝いてこない。
つらい経験は、優しい気持ちへと変わる。

人の心は、磨けば磨くほど輝くようになっています。
初めは輝きが小さくても、磨けば磨くほど輝きが増していきます。
「輝いている心ほどきれいな心」ということです。

父の日、母の日、敬老の日に、プレゼントを贈ってはいけない。

ほとんどすべての人が世の中にある風潮に流されています。
1年の中にある父の日、母の日、敬老の日といった国が決めた特別な日に贈り物をする習慣です。
それぞれの記念日は年に一度しかなく、その日にだけ日頃の感謝を込めてプレゼントをします。

汚いものばかり見ていると心まで汚くなる。
きれいなものを見ていると心もきれいになる。

人間の心の状態は、目から入る情報からも大きく影響を受けます。
汚いものばかり見ていると、嫌な気持ちになり不快になります。
あなたも汚い公衆便所に入ると、見た目の悪さと激臭でとても不快な気分になってしまったことはありませんか。

相手を傷つけない発言にも、気を使おう。

心がきれいになるポイントの1つである「発言」には、きれいな言葉遣いのほか、相手を傷つけない言葉遣いにも気をつけましょう。
きれいな発言だけがよいのではなく、相手をいかに傷つけずに発言できるかも十分にケアをしておかないといけません。
日本には、相手を傷つけずにNoという言葉遣いがいくつかあります。

「すてきだね」と言うたびに、心がきれいになっていく。

きれいな言葉の1つに「すてきだね」というフレーズがあります。
すてきだねという言葉は、短くて言いやすく、嬉しい褒め言葉です。
相手をさりげなく喜ばせる言葉で、日常のいろいろな場面で使える効果的な言葉です。

自分を無理やり変えようとしても、すぐは変えられない。

性格を直そうとしても、そう簡単には変えられるものではありません。
誰しも一度は、自分の性格を変えようと考えたことがあるはずです。
「もっと明るい自分になりたい」「もっと精神的に強くなりたい」と自分の性格を改善しようとします。

当たり前を大切にすればするほど、心がきれいになる。

当たり前とは、いわば土台です。
当たり前という土台があるから、次の一歩を確実に歩めます。
当たり前のことを軽く考えている人は、基本をおろそかにしているということです。

きれいな人は、性別にかかわらず、心まできれいに見える。

「きれい好きは心もきれい」という法則があります。
潔癖症の人のことを指しているわけではありません。
毎日の整理整頓をしっかりし、きれいに片付けられている人ということです。

「独り占め」をすると、楽しさが半減する。
「わかち合い」をすると、楽しさが倍増する。

「わかち合い」をする人は、心がきれいであるという証しです。
心がきれいな人でないと、わかち合うという行為はどうしてもできません。
横柄で偉そうな人には、譲り合いはとてもできず、それどころか「独り占め」をしてしまいます。

許すことで軽くなる。
「まあ、いいか」と考えよう。

どんどん許していきましょう。
出来事でもトラブルでも失敗でもどんどん許していくと、心が軽くなります。
性格が丸くなります。

「頼り、頼られる」というやりとりから、仲良くなるきっかけが生まれる。

あなたは頼ってしまう人ですか。
それとも頼られる人ですか。
人生を大いに楽しむためには、どちらか一方ではなく、両方を楽しむようになりましょう。

嘘をつくほど、心が汚くなる。
正直になるほど、心がきれいになる。

基本的に嘘はつかないことです。
嘘はつかないほうが、確実に良い人生を送れます。
「嘘も方便」ということわざがありますが、よほど相手のためになることでないかぎり、嘘はつかないように心がけましょう。

悩みを見つけたら、あなたはラッキー。

悩みを見つけたら、あなたはラッキーです。
悩みを解決すれば、さらに素晴らしいあなたになることができるからです。
自分はどうすれば向上できるのかと悩みますが、悩みができればそれが自分を向上させるポイントになります。

謝ることなしに、人とのやりとりはうまくやっていけない。

人とうまくやっていくポイントは、話し上手、聞き上手であるといいます。
たしかに話し上手で聞き上手なら、人とうまくやっていくことができるでしょう。
しかし、一番大切な基本的なことができていなければ、いくら話し上手で聞き上手でも、すべてが台無しになります。

本当に自己中心的を極めると、周りについても考えるようになる。

自分を第一に考える人のことを「自己中心的な人」と言います。
自己中心的な人は、周りから嫌われる傾向があります。
自分さえよければいいと考えているため、周りの人に迷惑をかける行為も平気でしてしまいます。

自分の負けを認められる人は、心が柔らかくきれいな人。

人間なら、誰しも「いいところ」と「悪いところ」の2つがあります。
いいところだけの人はいません。
悪いところだけの人もいません。

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