人間の心の状態は、目から入る情報からも大きく影響を受けます。
汚いものばかり見ていると、嫌な気持ちになり不快になります。
あなたも汚い公衆便所に入ると、見た目の悪さと激臭でとても不快な気分になってしまったことはありませんか。
駅の公衆便所などは、衛生状態があまりよい状態とは言えません。
なかにはまったく掃除をしていないのではないかと思うくらい汚れているところもあります。
掃除ができていない汚いものを見てしまうと、心まで汚くなってしまいそうです。
気分も悪くなり、残念な気持ちになります。
しかし、逆も言えます。
きれいなものを見ると、澄み切った心地よい気持ちになります。
たとえばきれいな青空を見ると、ふわりと心が安らいできます。
私は天気がいい日にはいつも青空を眺め、元気をもらっています。
雲1つない大きな青空を眺めていると、心まで大きく澄み切った状態になり、ストレスが軽くなります。
だんだん気分が上向きになり、やる気や元気が出てくるのです。
自分の部屋をきれいにするというのも、この目から入る情報を少しでもきれいにするためでもあります。
自分の部屋は、毎日自分の目で見るものですから、少しでもきれいにすることです。
決して駅の公衆便所のような状態にしてはいけません。
いつも青空のような何もないすっきりした状態が、住む人の心の状態まですっきりさせていきます。
すっきりした部屋が視界に入り、すっきりした情報を脳に送ってくれます。
部屋の中の状態がきれいだと、毎日がすがすがしくなります。
きれいなものを見ると心まできれいになってしまうというのは本当の話で、人の心に大きく影響を与えてしまうのです。