執筆者:水口貴博

人格を磨いて心をきれいにする30の方法

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心は磨かないと、輝いてこない。つらい経験は、優しい気持ちへと変わる。

心は磨かないと、輝いてこない。つらい経験は、優しい気持ちへと変わる。 | 人格を磨いて心をきれいにする30の方法

人の心は、磨けば磨くほど輝くようになっています。

初めは輝きが小さくても、磨けば磨くほど輝きが増していきます。

「輝いている心ほどきれいな心」ということです。

人の優しさや気持ちがわかるようになります。

そんな心を磨くために必要なことが「つらい経験」です。

つらい経験は、あなたの心により磨きをかけます。

たくさんのつらい経験をした人ほど、人の悲しみやつらさを理解できるようになり、優しく接することができるようになるのです。

私の祖父は、今はもう亡くなってこの世にはいませんが、生前は戦争に関することはよく知っている人でした。

それもそのはずで、祖父は第2次世界大戦の真っただ中で生きていた人です。

戦争が始まり、戦い、終戦を迎えるという一部始終を見ています。

戦争で大けがを負って傷ついているところや、戦争中の貧しい暮らしについては痛いほどよく経験してきました。

ちょうど戦時中を生き抜いてきた人だけあって、テレビで第2次世界大戦の映像や写真が出ると釘付けになっていたものです。

そんな祖父は、戦争の話になると熱く語り始めますが、その一方で不思議と優しくなります。

私の実家には、戦時中に祖父が使っていたはさみがあります。

そのはさみはもうさびついて古くなってしまったものだと言うのに、大切にして決して捨てようとしなかったことを覚えています。

とても古くて、はさみ全体がさびていましたが、それでも使っていました。

そのはさみは、祖父が戦時中、人のけがの手当に使っていたものとのことです。

戦争中の助け合い協力した思い出、国のために戦い命を落としていった人を思うと、はさみをどうしても捨てられないのでしょう。

しかし、思い返してみると、つらい経験をしているぶんだけ優しくなることができていたのだとわかります。

つらい経験を通して優しくなり、1つのはさみでも大切に使っているのです。

はさみだけではありません。

石鹸せっけんやタオルも「捨てるのはもったいない」と言って、大事に押し入れにしまっていました。

物がなかった貧しい時代から生きていた祖父と祖母の部屋には、捨てられない物であふれていました。

ほとんどが使わないものでしたが、物を大事にする祖父と祖母の心が表れた部屋でもありました。

物があふれている今の時代にはない、優しい気持ちに満ちた部屋だったのです。

人格を磨いて心をきれいにする方法(15)
  • 心を磨くために、つらい経験をする。
父の日、母の日、敬老の日に、プレゼントを贈ってはいけない。

人格を磨いて心をきれいにする30の方法

  1. 人生とは、心を磨くための一人旅。
  2. 天国のような人生を歩む人。
    地獄のような人生を歩む人。
  3. うまくいかない人生は、まず自分を振り返ってみることが大切。
  4. 見かけはきれいな人でも、心が汚い人もいる。
  5. 心がきれいになるポイントは、3つ。
    態度、行動、発言。
  6. 恥ずかしい経験によって、心の改善がなされる。
  7. 当たり前の感謝に気づく人は、心がきれいな人。
  8. 挨拶は、知らない人にも進んですること。
  9. お返しを習慣にすると、感謝が目に見える形になる。
  10. きれいな心は、きれいな姿勢に表れる。
  11. 意識は目に見えない。
    書いてみないと、見えてこない。
  12. 手紙を書くと、心がきれいになる。
  13. 身の回りの物がきれいな人は、心もきれいな人。
  14. プレゼントをするとは、物を通して気持ちを伝えるということ。
  15. 心は磨かないと、輝いてこない。
    つらい経験は、優しい気持ちへと変わる。
  16. 父の日、母の日、敬老の日に、プレゼントを贈ってはいけない。
  17. 汚いものばかり見ていると心まで汚くなる。
    きれいなものを見ていると心もきれいになる。
  18. 相手を傷つけない発言にも、気を使おう。
  19. 「すてきだね」と言うたびに、心がきれいになっていく。
  20. 自分を無理やり変えようとしても、すぐは変えられない。
  21. 当たり前を大切にすればするほど、心がきれいになる。
  22. きれいな人は、性別にかかわらず、心まできれいに見える。
  23. 「独り占め」をすると、楽しさが半減する。
    「わかち合い」をすると、楽しさが倍増する。
  24. 許すことで軽くなる。
    「まあ、いいか」と考えよう。
  25. 「頼り、頼られる」というやりとりから、仲良くなるきっかけが生まれる。
  26. 嘘をつくほど、心が汚くなる。
    正直になるほど、心がきれいになる。
  27. 悩みを見つけたら、あなたはラッキー。
  28. 謝ることなしに、人とのやりとりはうまくやっていけない。
  29. 本当に自己中心的を極めると、周りについても考えるようになる。
  30. 自分の負けを認められる人は、心が柔らかくきれいな人。

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