友人は、増やすことばかりが重要視されがちです。
もちろん友人が増えたほうが、楽しみや喜びを共有できるようになります。
友人は、お金では買えない存在です。
協力できる仲間が増えれば、協力や励ましが得られ、人生の大きな支えになるはずです。
友情は、人生をいっそう華やかにさせるダイヤになるでしょう。
しかし、人生において友人は、増やすだけでなく、減らすことも大切です。
出会った人の中には、必要ない人も存在するはずです。
出会った人すべてと連絡を取り合うのは、大きなエネルギーを消耗します。
また、出会ったときは価値観が合っていても、お互いが成長するにつれ、価値観がずれていくこともあります。
不要な友人とは、一緒にいても疲れるだけ。
無理に付き合うくらいなら、ある程度、距離を置くことも大切です。
友人で大切なのは、数ではなく、質です。
必要な友人に絞って付き合っていくほうが、限りある資源を有効に活用でき、人間関係は豊かになります。
年に1回は、友人関係を見直してみるといいでしょう。
電話帳を見て、友人関係の質について考えてみてください。
自分に欠かせない存在なのか。
それとも、ただの遊び相手にすぎないのか。
一緒にいても疲れるだけの友人とは、少し距離を置いてみるのもいいでしょう。
今後連絡しない見込みがあれば、思い切って電話帳から削除するのもいいでしょう。
友人を減らすことで、残った友人にいっそう集中できるのです。