私は、多くの人と接しているときに「虹」を見ているような気分になるときがあります。
虹は、いろいろな色が集まって1つのきれいな輪ができています。
赤色、青色、黄色、緑色、紫色。
いろいろな色が集まって、1つの美しさが出来上がっています。
これは、人間関係にそっくりだと思いませんか。
世の中には、たくさんの人がいます。
身長や性格や話し方や考え方など、違うものだらけです。
違うものだらけの世の中、と言ってもいいでしょう。
しかし、そんな違う人たちがたくさんいるからこそ、世の中はうまく回っているのです。
いろいろな考え方があるから、より良いアイデアが生まれます。
いろいろな人がいるからこそ、深い文化が生まれます。
お互いに違いがあるから反発し合うのではなく、違いがあるからこそ認め合い尊重していくことが大切です。
これが、きれいな人間関係なのです。
虹と同じです。
どの色が一番きれいという話ではなく、どの色も特徴があり、違いがあるからこそ、お互いが認め尊重し合い、1つになっていく。
それが、あの美しい虹へと姿を変えていっているのです。
人間関係の理想も、お互いの違いを認め、尊重し合い、1つになることです。
今世界には、たくさんの国があり、たくさんの文化があります。
それらの文化同士や宗教同士がぶつかり合い、自分たちが最もよいものだとエゴを張っています。
自分が一番だと思っているのです。
そのために、戦争が起こってしまいます。
違いがあるのは、当然のことです。
お互いが違いを認め合い、尊重し合い、1つになることができれば、虹のようなきれいな世界(地球)が生まれると思っています。