人付き合いが苦手な人は、傷つくことを恐れている人に、多く見られます。
ささいな相手からの一言に傷つくのが怖くて、なかなか人付き合いができないでいます。
人を避けるから、余計に傷に対する免疫力がなくなり、さらに人付き合いがおっくうになるという悪循環になっています。
人付き合いでは、ある程度の傷に対する免疫力をつけておくことが必要です。
いくら仲のいい友人同士でも、ささいな発言で相手を傷つけてしまうことは、たまにあるものです。
傷をつけない人と人付き合いをしたいと言っていては、いつまで経っても人付き合いができません。
少しくらいの傷に耐えられる強さを持っていないと、いつまで経っても人付き合いができないのです。
むしろたくさんの傷をどんどん経験していくようにすることが大切です。
たくさんの傷は最初のうちこそ痛いですが、あるときから、ささいな発言にも落ち込まない自分になっていることに気づきます。
たくさんの痛い経験をしたおかげで、精神的に免疫力がついたわけです。
傷は避けるものではなく、経験して、つけていくものです。
傷ついた経験があるほど、後から人付き合いが楽にできるようになります。