友人と話していると、痛いところを突かれて、話に詰まることがあります。
自分の弱点やコンプレックスだと、特に話しにくくなります。
こういうときに会話を楽にするためには、2種類の方法があります。
どちらも会話が楽になります。
全部話すなら、恥ずかしいことさえ我慢できれば、正直に話せばいいだけなので楽です。
心から正直に話をする分、相手にも信頼されるようになり、より仲のいい状態にしていけます。
一方、全部隠すなら、とにかく口を閉じていればいいだけですから、苦労はありません。
ただし、全部隠すだけに、心から信頼し合える関係も、難しいと言えます。
一番いけないのは、中途半端な会話をしてしまうことです。
途中までは本音で話し、途中からは口を閉じてしまう。
この中途半端な状態は、相手にもやもや感を与えます。
「そういえばね……、ううん、何でもない」
このように言われたことがありませんか。
途中で急に会話が途切れると、何を言おうとしていたのかが気になります。
話をするほうも、途中で話を途切れさせたり、嘘でごまかしたりしなければいけないため、気まずくなります。
私としては、全部話してしまうようにしています。
隠し事は好きではないので、しません。
やむなく話ができないことや、話してしまうと他人の迷惑になってしまうことだけは、知らないふりをしてしまいます。
基本は、正直に全部話すほうが得です。
全部話ができると、自分のキャラクターや考えていることが伝わり、正直に接していくことができるようになるからです。
途中で中途半端に嘘をついてしまうのが、一番つらいです。
嘘をついてしまうと、嘘が嘘を呼び、自分がどんな発言をしたのか途中でわからなくなります。
それ以前に、嘘のために話のつじつまが合わなくなることが大半です。
大切な人との人付き合いに、中途半端な嘘はよくありません。
それならいっそのこと、全部を話してしまったほうが親しい仲になれます。
大切な人との人付き合いほど、中途半端にならないよう気をつけることが大切です。