挨拶をする人は、人付き合いの上手な人です。
挨拶をされる側になるより、する側になる人のほうが、人付き合いが上手な人と言えます。
挨拶をされると、誰でも嬉しいものです。
わざわざ話しかけてくれたことに、その人の気持ちを感じます。
相手が初対面のときでも同じです。
会話を始めるときに、最初に何から話を始めればいいのか、わからないときがあります。
そんなときこそ、挨拶です。
挨拶さえすれば、後の会話は自然と続きます。
初めが大切なのです。
人付き合いが上手な人の共通点は、必ず挨拶上手であることです。
私は機会さえあれば、どんどん自分から進んで挨拶をするようにしています。
挨拶の競争になっているときさえあるほどです。
挨拶に限っては、フライングスタートをしてもかまいません。
「用意、どん」の掛け声がかかる前に話しかけても、まったく問題ありません。
むしろ喜ばれるほどです。
私の友人に、挨拶が上手な人がいます。
毎回会うたびに爽やかに挨拶をしてくれ、自然とこちらまで明るくなります。
私が元気のないときでも「おはよう」と明るい一言をかけてもらえるだけで、心持ちが大きく変わってくるのです。
明るい挨拶は、人を元気づける効果があります。
そんな明るい挨拶をする人を見ていると、いつも明るくてこちらまで元気になってくるなあと思います。
挨拶の一言をけちってしまうと、人付き合いがうまくいきません。
アメリカでは、話しかけるときに「Hi」と話しかけてきてくれます。
私の実家あたりでは、知らない人にでも「おはようございます」「おかえりなさい」と話しかけてきてくれます。
自分と相手との距離を縮めようとアピールしているのです。
逆に、何も言わず無表情の人は、何を考えているのかがわかりません。
「危ない人なのかな」と思い、警戒してしまいます。
人が避けてしまいます。
人付き合いの運が逃げていきます。
挨拶をするだけで、人付き合いの運がついてくるのです。